株高支援政権が消える
世論調査の中には、内閣支持率よりも不支持率の方が高くなっているものも見られます。
政権批判が強まっているとはいえ、市場にとってはアベノミクスは超金融緩和の下での株高支援となってきました。
このアベノミクス自体の評価はともかく、株式市場にとっては安倍政権が倒れることは、大きな支えを失うことになります。
イラン紛争については深刻な事態が避けられる可能性があり、株価の急落は「押し目」との見方もあるようですが、アベノミクスの消滅は、金融政策も含めて株高の構図が崩れる可能性を秘めているだけに、株式市場には大きな売り材料となりそうです。
次の政権が打ち出す政策が見えてくるまでは、重苦しい相場になるかもしれません。
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2020年1月配信分
- にわかに高まる安倍早期退陣論(1/10)
- 原油高の見えざる衝撃(1/8)
- 好調米国経済に死角はないか(1/6)
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『マンさんの経済あらかると』(2020年1月10日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。