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ドル円、さらに大きく下落へ?〜転換点を読み解く各通貨ペアチャート分析=川口一晃

ポンド/円 もち合いを下放れるのか

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<先週の動き>

上値抵抗線BCDラインを前にして大きく下落した。そして、下値支持線と期待されたACラインを割り込み、昨年の秋以降140円台前半で形成していたもち合いの下値水準を割り込んできた。
●注目日は3月5日前後

  
A点水準:約142円50銭
B点水準:約148円
D点水準:約132円

<今週のポイント>

ADラインは強い下値支持線になると期待される。なぜならば、ADラインを割り込むと「時間の逆行」が生じてしまう。時間の逆行というのはペンタゴンチャート上、あってはならないこととされている。したがって、ADラインを割り込む可能性が低い、すなわち現水準から大きく下落する確率は低いと考えることができる。

週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになる。

<現在の相場状況>

(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)
上昇トレンドの下落局面である。上昇局面への転換価格(買いシグナル及びロスカット)は、終値で143円50銭を越えることである。

<今週のメインシナリオ>

軟調な展開が続いている。B点が位置する時間帯を通過した後も下落が続いている。また、下値支持線と期待されたACラインを割り込んでしまった。そして、右肩下がりの上値抵抗線BCDラインが控えているからだ。この場合、135円を試す動きになっていこう。

<サブシナリオ>

下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性もある。ADラインを割り込んでしまうと「時間の逆行」が生じてします。したがって、ADラインを割り込んでいく可能性は低い。そして、週明けにC点が位置する時間帯を通過することから流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、ACラインを越えていくことが求められる。

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image by:Standret / Shutterstock.com

※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2020年3月1日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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