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ドル円、さらに大きく下落へ?〜転換点を読み解く各通貨ペアチャート分析=川口一晃

ユーロ/円 下落が続くのか

EuroyenF228

<先週の動き>

B点が位置する時間帯を通過した後は下値支持線と期待されたADラインに絡んだ動きを見せていたのだが、先週末に大きく下落した。
次の注目日は3月5日前後である。

A点水準:118円50銭
C点水準:約115円50銭
D点水準:約123円

<今週のポイント>

週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性がある。

下げ止まることが出来るのであれば、右肩上がりのCDラインが下値支持線となることが期待される。

<現在の相場状況>

(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)
下落トレンドの下落局面である。上昇局面への転換価格(買いシグナル及びロスカット)は、終値で120円25銭を越えることである。

<今週のメインシナリオ>

軟調な展開が鮮明になっていく可能性がある。B点が位置する時間帯以降は値を下げてきている。また、下値支持線と期待されたADラインから下放れてしまっているからだ。この場合、118円を割り込む可能性が出てくる。

<サブシナリオ>

下げ止まりから落ち着いた動きになっていく可能性がある。C点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性がある。下値支持線CDラインが控えているからだ。この場合、D点を窺う動きになっていこう。

豪ドル/円 節目を割り込む

AGF228

<先週の動き>

下値支持線になると期待されたACラインを割り込むと下げ足を速めた。特にB点が位置する時間帯を通過した後は大きく値を下げ節目水準であるADラインを割り込み年初来の安値を更新した。
次の注目日は3月10日前後である。

A点水準:約71円75銭
C点水準:約76円50銭

<今週のポイント>

AEラインに注目したい。なぜならば、AEラインを割り込むと「時間の逆行」が生じることになるからだ。つまり、AEラインを割り込む大きな下落はペンタゴンチャート上確率的には低いということになる。すなわち、下げ止まることが期待されるからだ。

下げ止まるのであれば、少なくとも上値抵抗線として存在しているADラインを越えていくことが求められる。

<現在の相場状況>

(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)
下落トレンドの下落局面である。上昇局面への転換価格(買いシグナル及びロスカット)は、終値で73円50銭を越えるとである。

<今週のメインシナリオ>

軟調な展開が続く。B点が位置する時間帯より下落が続いている。また、節目のADライン水準が上値抵抗線として存在しているからだ。この場合、70円台を割り込んでいくことになろう。

<サブシナリオ>

下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性がある。AEラインを割り込むと「時間の逆行」が生じてしまう。つまり、AEラインを割り込む確率は低いことから、下げ止まっていくことが期待されるからだ。この場合、73円台に乗せていくことが期待される。

Next: ポンド/円 もち合いを下放れるのか

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