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“忖度ホテル”の烙印押されたニューオータニ、ANAホテルの実直さ見せつけられ苦境に

「申し上げた事実はございません」
このANAインターコンチネンタルホテル東京の広報担当者からの回答で、安倍首相の国会答弁が「嘘」であった可能性が濃厚になった。

日本経済新聞によると、安倍首相は3日に行われた国会での立憲民主党の辻元清美議員との質疑において、「桜を見る会」前日の夕食会における領収書は、ホテルの担当者が金額などを手書きし、宛名は空欄だったと答弁。

4日の別の野党議員との質疑においても、ホテル側から夕食会の明細書は受け取っていないと答え、17日にも同様の回答を繰り返していた。

しかし辻元議員の事務所がANAインターコンチネンタルホテル東京にメールで質問を送ったところ、ホテル側は「見積書や請求明細書を発行しなかったことはない」と回答。首相にこれまでの答弁と食い違っていることを指摘すると、「ホテル側に確かめたい」と述べ、その後、ホテル側から「個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていない」と説明されたと主張していた。

だが同日夜、朝日新聞毎日新聞の取材に対し、ANAホテルの広報担当者は「『個別の案件については営業の秘密にかかわるため、回答に含まれていない』と申し上げた事実はない」と返答。国会の場で、複数回にわたり虚偽の答弁をしていたことが明らかになった。

ANAインターコンチネンタルホテルは、2013年、14年、16年に夕食会の会場になっているが、辻本清美事務所とANAホテルとのやり取りで、その間の対応として次の4つのことを回答している。
1)見積書や請求書を主催者側に発行しないケースはないこと
2)個人・団体問わず、担当者が金額などを手書きし、宛名を空欄のまま発行したケースはないこと
3)ホテル主催の宴席を除き、参加者一人一人から会費形式で代金を受け取ることはなく、主催者からまとめて支払ってもらっていること
4)政治家および政治家関連の団体であることから、対応を変えることはないこと

安倍首相が虚偽答弁を繰り返してきた疑惑が高まったとして、野党4党は18日、記者団に「首相側が言ってきた中身を立証しなければならない。書面で回答をもらうまでは、質疑は見送らせてもらう」と述べ、国会を欠席。首相に書面での回答を求めていることを朝日新聞が伝えている。

追い込まれた安倍政権だが、2015年,17年,18年の会場となったホテルニューオータニも“とばっちり”を受けている。ANAホテルが忖度なく矜恃を持って事実を回答したのに対し、ニューオータニ側は「安倍事務所との関係においてはそうした領収書を発行している」と回答してしまったからだ。

ネットではANAホテルを称賛する声が続々と投稿される一方で、権力に媚び、忖度しているように映ってしまうニューオータニに対する辛辣な声が上がっている。

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source: 日本経済新聞BLOGOS朝日新聞毎日新聞
image by: Takamex / Shutterstock.com

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