ソウル市の組織的「隠蔽」
ソウル市はセクハラ被害者から相談を受けていた。部署替えを要請したりもしていた。
今回の件はセクハラをもみ消していたソウル市による組織的な「隠蔽」となるため、前代未聞のことではないだろうか。
次の朝鮮日報の一文を読んで欲しい。
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の元秘書側は13日、「被害者はわいせつ・セクハラ行為があったという事実をソウル市の内部に知らせ、助けを求めたが、市の関係者たちは『(市長は)そんなことをする人ではない。単なる手違いだと思って受け入れなさい』と黙殺した」と主張した。しかし、ソウル市は「今日は故人をお見送りすることに集中するほかない」と公式の反応を全く出していない。
この文章で、我々の価値観がいきなり「逆転」する。セクハラ被害を容認していたのは実はソウル市だったのだ。そして、ソウル市はセクハラ被害を受け入れろとまで述べている。
組織的な隠蔽。市長の指示かは知らないが、もはや、ソウル市のやったことは世界中の人間から目の敵にされることだ。実際、BBCやCNNもこの事件を大きく取り扱っている。
まさに韓国社会とは、地位が高ければ性的犯罪さえも容認されるということ。これが韓国の実態である。
日本に対しては慰安婦詐欺ビジネスと批判しておいて、自分たちは女性軽視を続けて行く。ダブルスタンダードとはまさにこのことだ。
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- 424回「セクハラ疑惑で自殺したソウル市長のセクハラ被害者がなぜか攻撃されて、ソウル市は組織的な隠蔽も」(7/19)
- 423回「8月4日が運命の日となるのか。徴用工問題における現金化の可能性」(7/12)
- 422回「韓国のG7参加に日本が反対して韓国メディアが発狂するも、関係国、全員が反対とわかってトーンダウン」(7/5)
※本記事は、『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』2020年7月19日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
『2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)』(2020年7月19日号)より一部抜粋・再構成
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数年ごとに起きるデフォルト危機。世界経済が後退すれば、投資家が真っ先に資金を引き揚げていく新興国市場。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。中国の属国化へと突き進む2014年。並行してスタグフに悩まされる現実。そして、1100兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。経済の問題点とは何なのか?なぜ、また、第四次経済危機が迫っているといえるのか。それは読めばわかる!投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。