ナスダック 上値を抑えられるか
先週のレポートでは、ADラインに注目した。堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのADラインが下値支持線となることが求められたからだ。実際にはADラインを割り込むことなく推移した。ただし、BDラインを越えることが出来ずに上値を抑えられている。
次の注目日は8月4日前後である。
今週のポイントは、上値を抑えられることによって、流れが変ってくるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
BDラインに注目したい。上値抵抗線として存在しているBDラインを越えていくことができるのか、それとも上値を抑えられ流れが変わるのかがポイントになるからだ。また、上値水準でトリプルトップを形成しつつあるとも考えられる。
<トレンドのポイント(長期)>
上昇トレンドの上昇局面である。
<あくまで参考売買ポジション(短期)>
現在は、買いポジション。
売りポジションへの変更は、10,200ポイントを終値で割り込むことである。
<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。ADラインが下値支持線となり右肩上がりの推移をしている。また、B点が位置する時間帯を通過した後も値を上げているからだ。この場合、BDラインを越えて11,000ポイントを窺う動きになっていこう。
<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性が出てきた。上値抵抗線BDラインが控えている。また、C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性があるからだ。この場合、ADラインを割り込み、10,000ポイントを試すことが考えられる。
※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2020年8月2日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本稿で割愛した個別銘柄の展望もすぐ読めます。
『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2020年8月2日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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