第5の矢:働き過ぎアピールからの丸投げ辞任
先日は安倍首相が慶応病院に検査入院する話がリークされ、147日の連続勤務で働き過ぎといった妙なネタが報道を駆け巡りましたが、19日より首相は公務に復帰しており、実に不可解なコミュニケーション・コントロールが行われることとなりました。
個人の病気の話をとやかくいうことは本意ではありませんが、特定の週刊誌報道では相当病状は悪化しているという話も出ています。そしてなにより、24日の首相在職期間が単独で歴代最長となるのを待って退陣するのではないか?といった憶測も飛び交っています。
147日の連続勤務の真偽を問うことはここではしませんが、結果的にみますと、安倍首相は足元のコロナ禍になんら役立っておらず、危機的な経済状況の立て直しにも一切奔走する姿勢を見せていません。
レームダック化した安倍首相。誰がアベノアトシマツをするのか?
すでに多くの国民がそう感じているものと思われますが、レームダック化してしまったのは間違いない状況で、むしろここから、誰がどのように「アベノアトシマツ」を担ってくれるのかが、非常に大きな問題になりつつあります。
首相は「これから再び仕事に復帰して頑張っていきたいと思います」と耳障りのいい言葉を発していますが、国内経済は首相の健康状態を気遣ってのんびりしていられる状況にはないことを、自らの進退を含めて、より自覚される必要があるのではないでしょうか。
このままでは今年後半、日本経済が壊滅的な打撃に見舞われることになるのはほぼ確実な状況になってきています。
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- 8月20日ロンドンタイムショートコメント(8/20)
- コロナでアベノミクス終焉確定〜ここからの市場のテーマはアベノアトシマツへ(8/20)
- 8月19日ロンドンタイムショートコメント(8/19)
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- 8月18日ロンドンタイムショートコメント(8/18)
- 歴史は繰り返す〜アフタークラッシュラリー一巡の米株二番底・大底狙いの下落に厳重注意(8/18)
- 8月17日ロンドンタイムショートコメント(8/17)
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- ファンドや機関投資家がこの先の相場2つの理由で米国の大型株や高品質IT株に資金を集中させる可能性について(8/13)
- 8月12日ロンドンタイムショートコメント(8/12)
- コロナ禍の今年、株も為替もシーズナルサイクルは無視されるのか(8/12)
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- 2020年8月7日ロンドンタイムショートコメント(8/7)
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- 8月6日ロンドンタイムショートコメント(8/6)
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- 8月3日ロンドンタイムショートコメント(8/3)
- 8月第一週FX相場分析(8/3)
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『今市太郎の戦略的FX投資』(2020年8月20日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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