そのリフォーム費用、どれくらいで回収できる?
最後に、リフォームや設備投資の考え方についてです。投資判断は、費用対効果(いくら投入したら、いくら返ってくるか)を見積もって検討してください。
例えば、ユニットバスを取り壊し、風呂・トイレを別々に分ける工事を150万円で行う場合、その150万円によって、家賃がどれだけ上がり、何年で回収できるかを計算して検討するということです。
風呂トイレを別々にすることで、月々の家賃が1万円高くなるなら、年間12万円のプラスになり、12年と6か月でやっと150万円が回収できることがわかると思います。
まぁ多くの場合、既存で使えるユニットバスを交換すると大損するので、風呂トイレ別々のリフォームはしないほうがいいんですけどね。
それに比べると「ゴミ置き場」は、全戸にプラスの影響を与えますし、風呂トイレほどお金もかからないし、費用対効果はかなりよさそうですね。
入居者に人気だからという理由で、費用対効果の悪いリフォームや設備投資をしないように、しっかりと考えてメリハリをつけて設備投資してください。
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『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2020年10月22日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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