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日経平均2万5000円台回復のその先は? 急騰の理由と今後の注意点=投資家k.k

昨晩9日のNYダウは取引時間中の最高値を更新し、大台3万ドル目前の水準に。これを受けて今朝10日の日経平均株価も、1991年以来29年ぶりとなる2万5,000円台を回復して寄り付き、午前終値は2万5,108円となりました。後場の寄り付きでは上げ幅が縮小して2万4,900円台前半で推移していますが、はたして今回の株高は「本物」なのでしょうか?今後の注意点と見通しについて、ツイキャスやYouTubeでも人気の「投資家k.k氏」が配信する投資家k.kメルマガ「勝ち続ける投資家の思考」より、最新の展望をご紹介します。

プロフィール:投資家k.k
2008年国内大手証券会社入社、超富裕層・未上場法人の資金運用を行う業務に従事する。2016年IFAに独立。同会社の経営に参画。2019年より専業投資家へ。日本の金融リテラシー向上に貢献すべく金融教育に重点を置き活動。

株価“大暴騰”の理由は?

おはようございます。2020/11/10(月)朝のマーケット解説を配信させて頂きます(※編注:原稿執筆時点11月10日朝6時30分)。

さて、今朝はとんでも無い事になっております。11/10 4:31現在、NYダウ29,516+1191(+4.37%)、日経CFD25,517+617、ドル円105.416(前日比2.2円ほど円安ドル高)原油WTI40.28(+7.9%)ととてつもないリスクオンモードが加速しました。

何と言っても主因は、米ファイザーが開発中の新型コロナのワクチンの有効性が90%を超えたとの報道があったことでしょう。

同社は、11月中に米食品医薬品局(FDA)にワクチンの承認を申請すると見られています。

ファイザーは規制当局の承認が得られれば、年内に世界で最大5000万回分、21年末までには最大13億回分のワクチンを製造する計画とのこと。

追加KK①

日経平均先物 日足(SBI証券提供)

日本政府はすでにファイザーから1億2,000万回分のワクチンの供給を受けることで基本合意しています。 私は目先の市場リスクで最も不安視していたことが、欧米で急拡大する新型コロナ新規感染者数でした。 今回のワクチンの件でその不安も解消されることになり、昨晩のNYや、欧州の株価大幅上昇に繋がったのだと思います。

株高の一方で気になる点も

ただし、日本株の投資戦略には注意も必要です!昨日のNY市場でしっかり見なければならない点は、ダウ・S&P500の上昇に対してナスダックや半導体指数がほとんど上がっていないという点です。

追加kk②

NYダウ 15分足(SBI証券提供)

追加kk③

NASDAQ 15分足(SBI証券提供)

個別株で見てみても、巣ごもり特需を受けていた動画配信大手のネットフリックスやロクなどが大幅安、宅配大手のアマゾンが売られたり、半導体関連もエヌビディアなどを中心に下げが目立ちました。

一方で、アバクロを始めアパレル系や百貨店などは大きく買われ、エクスペディア・トリップアドバイザーなどの観光関連も大幅高、WTIの上昇でエネルギー株も大きく上昇しました。

ワクチン開発成功で人の流れが大きく戻る事への買い戻しが急激に発生した形です。この資金の変化は勿論、日本にも同様に現れると思います。

Next: 「歴史的な瞬間に立っている」という認識が必要

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