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経験者向けMetaTrader使い倒し講座[第2回]トレード技術を向上させる「検証」のやり方

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裁量トレードから自動売買、バックテスト、EAやインジケーターの開発まで――あらゆるFX運用を網羅する万能トレードツール「MT4(MetaTrader 4)」。この連載では、基本操作を習得したユーザーが次のステップへ進むための情報を発信していきます。今回は、トレードの技術を向上させるための方法を紹介します。(FX雑誌『外国為替』vol.2より改変)

⇒ 第1回目の記事はこちら

為替相場で生き残るには、検証作業が欠かせない

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source: FX雑誌『外国為替』

為替相場で安定した利益を出すには、トレーダー自身がスキルを磨き、トレードの精度を高めていくことが必要不可欠です。今回は、FXの勝ち組トレーダーに近づくための重要なステップである「検証」について、主にMT4を活用する方法を中心にご紹介します。

検証を行う理由は人それぞれですが、主な目的は以下の3点に集約されます。

  1. トレードアイデアや手法に、優位性・再現性があるかを確認すること
  2. 過去相場で繰り返しトレードの練習することによって、経験則や相場観を養うこと
  3. ツールの操作やトレードスキルの精度を向上させること

特に(1)と(2)は、常に変化し続ける為替相場で生き残るための有効な手段といえるでしょう。

バックテストとリアル運用とのギャップを埋める

MT4を使った最も基本的な検証方法は、チャートを手動で操作するやり方です。キーボードの「矢印キー」や「F12キー」を使えば、チャートを少しずつ移動させながら、気になる局面の値動きを確認したり、過去の取引をピンポイントで振り返ることができます。また、MT4に搭載されている「ストラテジーテスター」のビジュアルモードを使えば、任意のスピードでチャートの過去データを再生できます。

より本格的な検証を行いたい場合は、作業の効率や快適さを重視して、専用ツールの導入を検討すると良いでしょう。MT4向けのカスタムインジケーターには、検証に特化したツールが多数あります。たとえば以下のような種類が有名です。

  • 複数の時間足を同期表示するもの
  • 仮想トレード(デモトレード)が行えるもの
  • 検証結果を統計として出力できるもの

MQL4のプログラミング知識があれば、手法のロジックをEA化し、バックテストで長期間の成績を検証するというアプローチも有効です。

なお、MT4以外にも過去検証が行えるソフトやサービスは存在しますが、すでにMT4を使い慣れているユーザーにとっては、分析や取引と同じ環境で検証作業を行えること自体が大きな利点となります。

検証作業の3つの方法と特徴

方法1.マニュアル検証

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source: FX雑誌『外国為替』

検証効率 ★☆☆
利便性 ★☆☆
メリット MT4だけで完結するため、外部ツール不要で手軽
デメリット  手動操作のため、時間がかかり効率が悪い

 

チャートを過去に巻き戻し、「F12キー」などを使ってローソク足を1本ずつ動かしながら値動きを確認。ストラテジーテスターのビジュアルモードを使えば、より視覚的に検証できます。

方法2.検証用インジケーター&EA

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source: FX雑誌『外国為替』

検証効率 ★★☆〜★★★
利便性 ★★☆
メリット
  • 検証の目的に応じて作業効率が格段にアップ
  • ロジックをEA化すれば長期検証も簡単に
デメリット
  • 有料ツールが多く、費用がかかる場合がある
  • 使用には一定の知識やスキルが必要

 

検証用に開発されたカスタムインジケーターや、MQL4でEA化したツールを使えば、バックテストも自動で行え、精度の高い分析が可能になります。検証結果がデータ化されるものもあるので、記録や分析にも役立つでしょう。

方法3.その他の外部検証ツール

Forex Tester

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source: FX雑誌『外国為替』

本社がカナダにあるForex Tester Software社が開発したトレード検証専用ソフト。有料ですが、MT4に似た操作性で直感的に扱える点に優位性があります。豊富な機能を搭載しており、検証効率を重視するトレーダーにおすすめ。

TradingView

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source: FX雑誌『外国為替』

チャートの「リプレイモード」で過去の値動きを再現しながら仮想トレードが可能。無料プランでは日足以上のチャートが対象ですが、有料プランにすれば短時間足でも再生・検証ができます。

©️2000-2023, MetaQuotes Ltd チャート提供:TradingView

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