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12日の中国本土市場概況:上海総合は4日続伸、ハイテクに買い継続も上値は重い

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12日の中国本土市場は小幅に4日続伸。主要指標の上海総合指数が前日比2.04ポイント(0.05%)高の4134.02ポイントで引けた。

春節前とあって積極的な売買は手控えられ、終日狭い値幅での推移となった。前場は李強首相が技術革新と人工知能導入の拡大を呼びかけたことを背景に0.1%高で推移したが、その後は持ち高整理の売りが上値を抑制した。一方、人工知能の需要拡大への期待を支えに半導体などハイテク関連が底堅く、相場全体を下支えした。

上海総合指数の構成銘柄では、買いが目立った業種はテクノロジー・輸送機器関連だった。航空・宇宙関連の中国航空発動機(600893/SH)は5.9%高、電力・自動化機器の南瑞科技(600406/SH)は2.9%高、鉄道関連の中国鉄路(601390/SH)も2.6%高で引けた。人工知能(AI)や技術革新への期待からテック関連が堅調に推移し、指数を下支えした。市場参加者は政策面での技術開発支援を意識した買いが優勢となり、特にハイテク分野を中心に物色が進んだ。上海市場全体は終日狭い値幅での推移となったが、テクノロジー関連の上昇が明暗を分けた格好だ。

半面、値を下げた業種として金融・航空・複合サービスが売り優勢となった。銀行大手の中信銀行(601998/SH)は3.0%安、総合商社の中国国際(601111/SH)も2.04%安で取引を終えた。投資家心理は春節前の持ち高整理を優先する展開となり、これら大型株に売り圧力が強まったことが指数の上値を抑える要因となった。また、業種全体としては金融や輸送・物流関連に売り仕掛けが目立った。指数全体は小幅続伸にとどまり、方向感に欠ける展開となった。

次いで売りが目立ったのは資本財・建設関連で、建設機械やエンターテインメント関連の中堅銘柄も低調だった。建設機器の長征工程(603698/SH)は約10.0%安と大幅下落、娯楽・コンテンツの横店影視(603103/SH)も10.0%安で引けた。他に湖南百利(603959/SH)が10.0%安と売られた。これら中小型株は押し目買いの材料に乏しく、需給面で下押し圧力が強まった。全般としてテック株の上昇が指数を支えたものの、値がさの資本財・建設株の弱さが目立つ一日となった。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.00ポイント(0.38%)高の267.39ポイント、深センB株指数が0.21ポイント(0.02%)安の1250.41ポイントで終了した。

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