■NY株式:米国株式市場はまちまち、マイクロソフト急落が重し
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は55.96ドル高の49071.56ドル、ナスダックは172.33ポイント安の23685.12で取引を終了した。
ダウは続伸して始まったものの、前日の決算でクラウド事業の成長鈍化が嫌気されたマイクロソフト(MSFT)の急落が重石となりマイナス圏に沈んだ。その後好決算が素直に評価されたIBMやキャタピラー(CAT)が下値を支え、取引終了間際にプラスに転じた。ナスダックは終日軟調に推移。好決算のメタ・プラットフォームズ(META)が急騰したものの、マイクロソフトの下落を補うには至らなかった。セクター別ではメディア・娯楽が上昇、ソフトウエア・サービスが下落した。
マイクロソフト(MSFT)は大幅安。第2四半期は売上高、1株利益ともに市場予想を上回ったが、設備投資額が予想以上だったことに加え、クラウド事業の成長鈍化が嫌気された。メタ(META)は大幅高。予想を上回る売上高見通しを示し、巨額設備投資への懸念が後退、買い安心感が広がった。キャタピラー(CAT)は上昇。第4四半期決算はAIデータセンターへの発電設備需要増加が寄与し、利益など市場予想を上回った。IBM(IBM)はソフトウエア部門の高成長により売上高など予想を上回り大幅高だった。
アップル(AAPL)が取引終了後に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比で16%プラスとなり、1株利益とともに市場予想を上回った。株価は時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドルは弱含み、米国金利の先安観残る
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円51銭まで買われた後、152円68銭まで下落。中東情勢の悪化が警戒されたことや米国金利の先安観は消えていないため、リスク回避の円買いが観測された。153円12銭で引けた。
ユーロ・ドルは1.1972ドルから1.1906ドルまで下落、1.1971ドルで引けた。ユーロ・円は183円48銭から182円09銭まで下落したが、183円台前半まで反発。ポンド・ドルは1.3834ドルから、1.3743ドルまで値を下げた。ドル・スイスは0.7706フランから0.7640フランまで値下がり。
■NY原油:大幅続伸、中東情勢の悪化を警戒
29日のNY原油先物3月限は大幅続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+2.21ドル(+3.50%)の65.42ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは63.28-66.48ドル。中東情勢の悪化を警戒した買いが入った。過剰生産に対する警戒感は薄れている。通常取引終了後の時間外取引では主に65ドル台前半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.08ドル +1.27ドル(+2.45%)
モルガン・スタンレー(MS) 182.40ドル +0.06ドル(+0.03%)
ゴールドマン・サックス(GS)940.12ドル +3.31ドル(+0.35%)
インテル(INTC) 48.66ドル -0.12ドル(-0.24%)
アップル(AAPL) 258.28ドル +1.84ドル(+0.71%)
アルファベット(GOOG) 338.66ドル +2.38ドル(+0.70%)
メタ(META) 738.31ドル +69.58ドル(+10.40%)
キャタピラー(CAT) 665.24ドル +21.96ドル(+3.41%)
アルコア(AA) 60.64ドル +0.63ドル(+1.04%)
ウォルマート(WMT) 117.41ドル +0.84ドル(+0.72%)
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