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親が倹約家だと子どもはお金持ちに?1万人の富裕層を調査してわかった事実=川畑明美

1万人以上の富裕層を調査したトマス・J・スタンリー氏は、著書の中で「億万長者の両親の多くが倹約家である」と書いています。ここから、子どもをお金持ちにする方法が見えてきます。(『教育貧困にならないために』川畑明美)

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プロフィール:川畑明美(かわばた あけみ)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2,000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。

億万長者の両親の多くが倹約家である

我が家の子どもたちのお小遣いは、家のお手伝いをすることで金額が決まります。なので、お友達の家と比べると、お小遣いは少ないようです。

子どもは2人とも私立中学に進学しているのでお友達は裕福なご家庭が多く、なおさら、お小遣いが少なく感じるようです。

1万人以上の富裕層を調査したトマス・J・スタンリー氏は、著書の中で「億万長者の両親の多くが倹約家である」と書いています。

それを見習って、駅から10分くらいの所では疲れていてもタクシーには乗りません。子ども達には、「こんな近いところでタクシーに乗っても歩いたほうが早いと断られるよ!」と、言い聞かせています。

収入が多く、支出が少なければ「お金持ち」になれる

ところがですね、学校に遅刻するからと駅からタクシーで来るお友達がいるそうです。子どもに「近くてもタクシーは乗れるんだよ」と、言われてしまいました(笑)。

子どもは親の姿を見て育ちますから、なるべく「倹約家」でいようと思っています。

収入が多くて支出が少なければ、誰でも必ずお金持ちになれます。収入を大きくするには「教育」が必要ですから、教育費にはお金をかけていますが、それ以外の支出は極力少なくしています。

子どもが小さい頃は、よくお弁当を作って公園で遊ばせていました。お金を使わなくても楽しめます。

姉妹で一緒に遊んでいましたので、今でも姉妹は仲良しです。一緒に買い物に行くと、顔が似ていないのでどういう関係か、店員さんに聞かれるらしいですが。

Next: 子どもに「うちは貧乏」と思わせれば成功? 頭を使って倹約を

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