トヨクモ<4058>の子会社トヨクモクラウドコネクトは12日、佐賀県嬉野市でマイ
ナンバーカードと連携したオンライン申請の提供を開始したと発表した。
kintoneと連携するwebフォーム「FormBridge」を活用し、住民がスマートフォンなどから行政手続きを行える仕組みを構築した。窓口改革の一環として導入されたもので、子育て世帯など来庁が難しい住民の負担軽減を目的としている。
自治体では行政手続きのデジタル化が進む中、来庁せずに手続きを完結できる仕組みの整備が課題となっている。嬉野市では現在、旧嬉野庁舎と旧塩田庁舎の2庁舎体制で行政サービスを提供しているが、2026年度には新庁舎への一本化が予定されている。これにより、従来は近隣庁舎で完結していた手続きでも遠方の庁舎への来庁が必要となる可能性があることから、オンライン申請の拡充を進めている。
今回の仕組みでは、住民がオンライン申請フォームにアクセスする際、マイナンバーカードを利用してカード内の基本情報である氏名・住所・性別・生年月日をフォーム入力に連携する。申請データはkintoneに格納され、既存の行政手続きの運用と接続する構成とした。
また、オンライン申請で受け付けたデータをそのまま帳票化できるため、紙申請と同様の業務フローで処理でき、窓口業務の負担増を抑えた運用を実現している。
対象手続きには利用件数が見込まれる「放課後児童クラブ退所届」を選定した。今回の導入では、トヨクモクラウドコネクトがkintoneを活用したシステム構築に加え、制度前提の整理や申請設計の支援も行った。
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