キャッシュレスは使った金額が分かりにくくて苦手…という人もいますが、実は数字の管理をしやすいメリットも。今回はそんな、やりくりのコツをご紹介します。(『教育貧困にならないために』川畑明美)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。
家庭の資産管理はどのようにしていますか?
550万円も差がでるキャッシュレス決済
ご家庭の資金管理は、ご夫婦のどちらがされていますか?
我が家は夫婦別財布でお互いに負担を決め、資産管理は別々にしています。
夫婦別財布ですが、資産の状況とお互いの家計簿は、別々に作って共用しています。
お金のことも良く話し合います。
主人は、少し現金決済をしていますが、私はほぼキャッシュレスです。
現金を使うのは、毎週通っている区のスポーツセンターのロッカー代くらい。
実は、キャッシュレス決済派の方が家計の金融資産が550万円も多いのです!
※参考:全国の既婚者400人に聞いた、「楽天市場 夫婦のお財布調査2018」-PRTIMES(2018年6月28日公開)
キャッシュレスやカード決済だと、お金を使っている感覚がなくて使いすぎてしまう…。
そういう方もいますが逆に現金決済の方が、履歴が残らないので私は使いすぎてしまいます。
やりくりの肝は振り返りにアリ!
家計管理の基本は、予算を立ててその予算内でやりくりすることです。
キャッシュレスだと、家計簿アプリと連動させればほとんど自動で管理もできます。
やりくりのコツは、毎週予算内に収まっているかチェックすることです。
予算を立てる⇒チェックをする⇒軌道修正するこれが大事です。
予算を立てても、その範囲内に収まらない場合は軌道修正するしかありません。
具体的に言えば、レジャー費が意外にかかってしまったら食費を抑えてカバーするなどですね。
我が家の食費節約のキモは、肉を使わずに大豆製品と魚介練り製品に置き換えること。
子どもが女の子なので、ダイエットと言えば割と不満がでません(笑)
ご家庭の事情によって、やりくりする部分は変わると思いますが「修正する」ことをしないとやりくりにはなりません。
『教育貧困にならないために』(2019年4月4日・5日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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