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1年ぶりの日本一時帰国時に感じたこと。ふと思ったこと=三浦茜

約1年ぶりに日本に一時帰国してきました。会いたい人に会い、食べたいものを食べるという幸せ〜♪な時を過ごしたので、帰りはだいぶおセンチな気分になりましたが、とても楽しい滞在でした。

昨年の一時帰国時に書いた「1年ぶりに日本に帰ってきて、あやういな…と思ったこと」ほど気になったことはなかったのですが、帰国時に感じたことをツラツラと備忘的に書き留めておきます。(『Be Magnetic!』三浦茜)

プロフィール:三浦茜(みうらあかね)
まぐまぐ編集長、ライフハッカー[日本版]編集委員などを経て、現在はアーリーステージのスタートアップ企業を支援するベンチャーキャピタル『Scrum Ventures』でマーケティングVPを務める。山形県出身、2014年よりサンフランシスコ在住。

日本を出る必要性を感じない、この心地よさが危険かも!?

テレビはうわさ話、悪口ばっかり?

日本のテレビ番組ってうわさ話と遠回しな悪口ばかりだなぁと思いました。サンフランシスコの家で見るのは朝の情報番組とNetflixが中心なので、米国もそういった番組があるけど、私が気がついてないだけかもしれませんが。

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実家にはリビングにもキッチンにもお風呂にもテレビがあるので、常時テレビを見ることができるのですが、番組が変わっても放送している話題がいつも同じ。

ゴールデンウィーク中は神戸・三ノ宮暴走の話が中心で、いたましい事故だとは思いますが、そんなにずーっと放送しなくてもいいんじゃないの…と思ってしまいました。暴走の瞬間を何度も何度も見せられて、最初は嫌な気分でしたが、最終的には見慣れた感すらありました。

根拠のない噂話的な聞き込み、主観ベースの証言、ドキュメンタリーではありますが、それを全国ネットで繰り返し繰り返し放送してよいのかな…と。

加えて報道されていたのはベッキーの文春への寄稿。もっと他に報道すべきことはあるのでは?

大きな荷物を持っていても誰も手伝ってくれない

これは決して文句ではないのです!あくまでふと思ったこと。

滞在期間2週間なので途中何度か巨大なトランクを移動する必要が出てきます。運悪く駅の階段をトランクを持って降りることになったり。そんな時、サンフランシスコだとワサワサと人がやってきて手伝ってくれるので、誰にも声をかけられないのが逆に新鮮に感じました。東京はみんな無関心。

日本はちょくちょくベビーカーの問題が時々取りざたされますが、隣人に優しくない社会なのかなぁ…と思ったりしました。

服屋の店員さんのフレンドリーさが逆にめんどくさかった

とかいいつつ、次はフレンドリーさがめんどくさいという話なのですが、服屋さんに行くとやたら話しかけられるので、居心地が悪いなぁ…と思いました。

「それ私も持ってます」「大人気で売り切れていたのが再入荷したんです」なんてのは、店員さんにとっては話のきっかけなんだと思いますが、正直私にとってはどうでも良いわけで。

ゆっくり服を見せてくれー!試着したかったら自分からお願いするわー!放っておいてー!と思いました。昔から思ってましたが、あの嘘くさいフレンドリーさって売り上げに本当に貢献してるんですかね?

スカーチョとかコーディガンとか新たなカタカナ増えてた

日本滞在初日は美容室に行って雑誌を読みまくりました。スカート×ガウチョパンツのスカーチョ、スカート×パンツのスカンツ、コートとカーディガンのコーディガンなど新たなカタカナスタイルが生まれていてちょっと衝撃でした。

スカーチョ買いました。

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