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テスラバブル崩壊でも影響軽微?1950年代に似た「強い経済」復活で日経平均4万円へ=藤井まり子

テスラのバブル崩壊という“グレーススワン”が飛来していますが、もしテスラバブルが弾けても影響は少ないでしょう。日米株価は、引き続き強気継続が良いと見ています。(『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』藤井まり子)

【関連】2021年「日経平均4万円」に現実味。今が世界コロナバブルの初動だ=矢口新

※本記事は有料メルマガ『藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート』2021年2月22日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

引き続き「強気継続」が吉

先に結論をまとめます。私は、シートベルトは「はずして」良いと思っています。危険は近づいていません。

アメリカの金利が急上昇するたびに、一時的にも内外の株式市場が上値を抑えられて弱含むのは、当り前です。これからも「弱含み」「押し目」は何度も繰り返し訪れることでしょう。

それでも、アメリカ株式市場は「力強い経済、インフレ、株高、債券安(良い金利の上昇)」を合い言葉に、「なんだこんな坂!」と、長期金利の上昇をものともせずに、株価は上昇トレンドを維持することでしょう。

アメリカ以外の日本、ヨーロッパ、新興国群の株式市場も然り。

すなわち、今回は「絶好の押し目買い」のチャンスと見ています。

そして、こういった「絶好の押し目買い」のチャンスは、今後とも何度も繰り返し訪れることでしょう。

「テスラのバブル崩壊」というグレーススワン(灰色の白鳥)が飛び立ちました。が、「このグレースワン」がアメリカ株式市場全体に与える影響は、とても小さいです。

なぜならば、テスラの時価総額の「アメリカ株式市場全体の時価総額」に占める割合は、0.3%程度ととても小さいからです。ちっこい「グレースワン」なのです。

ポジション圧縮の必要はないと考えています。

私が予想する2020年末の株価目標を若干修正します。

・NYダウは、上方修正で、3万5,000ドル
・S&Pは、下方修正で、3,900~4,200ポイント
・日経平均は、現状維持で、3万3,000~3万3,500円

次頁では解説に入りますが、引き続き、数年後にはダウ4万ドル、日経平均は4万円へ向かうと見ています。

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