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ビットコインは2022年に死す?この先最大の危機は国が法定通貨との交換を止める時=今市太郎

金や原油はそれ自体が価値を持っている

金にせよほかの貴金属にせよ、コモディティの商品にせよ、それ自体が一定の価値をもっていますから、特定国の通貨と交換ができなくなると言われても、まったく価値を失うことはありません。

とくに金の場合はオリンピックプール2杯分しか世界に存在しないと言われていますし、工業製品にも使われる大事な貴金属ですから、人民元と交換できないとかドルと交換できないと制限を食らっても、まったく無価値になることはあり得ません。

しかしながら、ビットコインはどうでしょう?

一瞬で価値が消える可能性がある

テスラの車は買えるようですが、決済通貨としての機能は著しく劣っており、どんなに法定通貨ベースでの価格が上昇しても、それを両替できなくなれば一瞬にしてその価値は失われることになるのです。

「そんなことが本当に起きるのか?」と疑う方が多いのも事実ですが、デジタル人民元の発行で中国政府がそうした措置に出る可能性はまったく否定できず、いったん対人民元でそうした政策が実施されるとなれば、もう仮想通貨相場はパニック売りの嵐になる可能性も十分に考えられることになります。

FRBがデジタル通貨を発行した場合には、ここまで過激な話がいきなり飛び出すことはないのかもしれません。

それでも交換レートを一定に制限するといった旧札から新札への切り替え時の交換制限のようなことが起きれば、立ちどころにビットコインはその価値を失うことになってしまいます。

その制限内容次第では、まったく価値を失う「無価値化」の状況に陥るリスクさえあることは、かなり気をつけておかなくてはなりません。

すでにインド政府は仮想通貨の利用禁止を検討しているといいますし、制限を加える国が増えれば増えるほど、仮想通貨の価値が削がれる危険性は高まります。

「インフレヘッジにはビットコイン」などという声もよく聞くようになりましたが、それ以前に、とんでもないリスクを抱えていることだけは、しっかりと理解しておかなくてはなりません。

Next: 2022年が近づくほどにリスクは高くなる。今のうちに非常口の確認を

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