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「彼の年収500万で子ども2人は無理」悩める婚活女子に欠落した自分も“選ばれる側”という視点=山本昌義

彼にも結婚の選択権があることを忘れずに

さて、並行的に大切なことなのですが「彼も結婚に躊躇しているかもしれない」。このような可能性も意識しておきましょう。

そもそも女性ほど男性は結婚したがりません。あなたと同じくお金の面が不安ですし、コロナで拍車がかかってもいます。結婚が頭にないかもしれません。

またあなたと同じく、男性だって結婚するならより良い女性を望みがちです。より若い女性に目移りするかもしれません。最近なら、より経済力のある女性も人気です。

あなたからすると年収500万円は低いかもですが、むしろ高いと捉える女性も相応にいます。ちなみに統計で言えば、平均そのものです。コロナ事情を加味すれば高いとさえ言えます。

しかも、年収以外は本当に問題ないようです。最近では年収以外にも難がある人の中からしか選べない女性も本当に多くなっています。まもなく、あなたもそのような年齢です。

年収が高いほどに安心できるでしょうが、高いほど浮気やDVなど別の問題もよくあります。あなたが選ばれない可能性も高いです。

あなたが彼以外にも目を向けているほどに、彼もあなた以外に目がいく可能性がでてきます。結婚には「選ばれる視点」も大切です。

この視点を忘れず、彼との未来を決断しましょう。

平均年収でも足りない“願望”は捨てよう

最後に少しだけ。彼の年収で足りるのか不安…。相応の年齢の女性なら一度は悩むことですね。

まず年収の範囲でのやりくりする意識が大切です。平均年収でも足りないような願望は、そもそも普通ではありません。なるべく願望ありきの結婚は控えましょう。

また望めば結婚できるという考えは危険です。結婚に不安なのは男性だって同じですし、今はコロナでなおさらと言えます。

なるべく選ばれる視点を忘れることなく、今後について早めに決断していきましょう。

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image by:metamorworks / Shutterstock.com
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婚活FP山本の実例分析書 ~運命の出会い、その先を見据えて~』(2021年4月30日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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婚活中の方、ご成婚された方 こんにちは。婚活FP山本と申します。 昨今は空前の婚活ブーム! …引いては婚活が厳しい時代です。 ご結婚に至っても、3組に1組は離婚する時代。 大変な時代ですね。 ここでは、私が実際にお受けした相談内容を元に 男女の心理差や経済的な側面を主として なぜダメなのか?どうすれば良かったか?を分析し 実例として、皆様にお届けさせて頂きます。 なお、私は「現実的な結婚」を支援しています。 そして、実例は男女の本音が登場します。 このため、皆様の夢を打ち砕く内容も多いかと思いますが ご容赦の上でお読み頂き、ご活用下さい。

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