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日本のコロナ急減に世界が注目、ウイルス自己崩壊説も。次の変異株と「第6波」に要警戒=高島康司

複製エラーによるコロナウイルス自己崩壊説

すでにさまざまなところで報道されているので周知かもしれないが、まだ科学的に証明されていないものの有力な説がある。

それは、「東京大学先端科学技術研究センター」の児玉龍彦名誉教授が主張する説だ。これは、新型コロナウイルスの複製エラーの修復システムに変異が起き、これによるコピーエラーの蓄積からウイルスが自己崩壊するというものだ。この現象を「エラーカタストロフ」という。

新型コロナウイルスは一本鎖のRNAウイルスだ。RNAウイルスは複製が早く、変異種の出現ペースも早い。

しかし、これは複製エラーが発生しやすいことも意味している。多数のエラーが発生すると、これが原因でウイルスは生存できなくなり、自己崩壊が始まる。

これが「エラーカタストロフ」だ。

日本のコロナ蔓延の推移

ちなみに、日本におけるこれまでの蔓延の波は、次のようになっている。

第1波(2020年2月~5月):初期武漢株
第2波(2020年6月~9月):D614G
第3波(2020年12月~21年3月):東京・埼玉株(R.1)
第4波(2021年4月~6月):アルファ株
第5波(2021年7月~10月):デルタ株

これも見ると一目瞭然だが、それぞれの蔓延の波はウイルスの異なった変異株によって主導され、約3カ月程度でピークアウトして収束している。

ワクチン接種が始まるかなり以前から、このパターンを繰り返している。それぞれの波が収束した原因は、ワクチン接種の拡大ではなく、「エラーカタストロフ」による自己崩壊であろう。

では、なぜ特定の変異株が自己崩壊してから、新たな変異株が生まれて新たな蔓延の波を切り返すのだろうか?

児玉名誉教授によると、その原因は2つあるという。

ひとつは、海外など外部から持ち込まれる新種の変異株の蔓延、そしてもうひとつは、感染から回復した人々の体内に幹となるウイルスが残存しており、これが新たな変異株を生み出すという可能性だ。

特に第2波を主導したヨーロッパ起源の「D614G」は強力で、これが幹ウイルスになるかもしれないと児玉名誉教授は指摘している。

Next: ワクチンが効きづらい?拡散している東京・埼玉型(オメガ株)

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