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5月相場は「円高株安」へ。雇用統計とISM製造業指数で見えた“調整局面”入り=角野實

「悪かった」米雇用統計

出典:TRADING ECONOMICS

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時給は先月と比較して0.3上昇したのに対して、

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インフレは前月比1.2%上昇しています。

賃金が0.3しか伸びないのに対して、物価は1.2上昇すれば、生活は苦しくなります。それだけのことです。

雇用は「ドルの強弱だよ」と当メルマガで何度も言っている通り、今月のドルはドル安になる可能性が高いということです。

5月の株価はどう動く?

では、株価は「ISM製造業指数だよ」と何度も言っています。

出典:TRADING ECONOMICS

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ISM製造業指数が前月と比較して下がれば、NYダウも前月と比較して下がるよ、と言っています。下がっているのですから、今月も安い可能性が高いよ、と言っているのです。

金利はどう動く?

では、金利は?

出典:TRADING ECONOMICS

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4月27日から5月4日にかけて、5.37から5.36に下がっています。

金利は住宅ローン金利にリンクするという話を、上記のものと比較してあまり説明をしていませんが、資金需要の最大のものは米国でも日本でも住宅ローン需要になります。

つまり、モゲージローン金利が上昇すれば金利も上がる傾向があり、反対も然りになる傾向があると言っているのです。

金利が少し下がり始めているのですが、これはテクニカルでいえば天井保合いの可能性のあるチャートである、ということです。

Next: 米国経済は良い?悪い?統計データをもとに予測する方法

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