データから見えた事実は「調整局面」
このように考えていくと、来月には新たな指標が出ますので、5月はこの路線を基本にマーケットが動くと考えています。
たとえば、金利は利上げをしたのだからもっと上がるだろ、と皆さんは思っているかもしれませんし、私もそう思っている部分があります。
しかし、住宅ローン金利は高止まりしていますので、これが調整になるのか、調整して一段高になるのかはわかりません。しかし、反転の可能性はあるよね、と今までの傾向からは見えることなのです。
ここに私の相場観は一切、入っておらず、金利はたぶん、まだまだ高いよね、という一般の方とはあまり変わらない相場観をもっていますが、データから見える事実は調整、ということなので、ここにはそう記しただけの話です。
5月のマーケットも、これで皆さんにもある程度、見えてきたかと思います。
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『角野實のファンダメンタルズのススメ』(2022年5月9日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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