岸田首相の資産所得倍増ブラン
そして最後、5つ目の理由が、岸田首相の「貯蓄から投資へ」、「資産所得倍増プラン」が2022年後半から動き出す。
日本の個人の金融資産は、タンス預金が2020年末の統計ではじめて100兆円を突破して101兆円となった。また、銀行などの預貯金は955兆円。合わせて現預金が1,056兆円。それに株式や保険などを加えた家計部門の金融資産残高は1,948兆円。その54%が現預金で眠っている。
岸田首相は先頃5月5日にロンドンの金融街シティで講演して「長年眠っている1000兆円をたたき起こして仕事をしてもらう」それによって「資産所得倍増プラン」を実現すると大見得を切った。
果していかなる具体策が出てくるか?
もし1,000兆円の5%でも50兆円、10%なら100兆円が株式市場に流入してくるようなことになれば、2023年の年末までには日経平均株価は1989年年末のバブルの天井3万8915円を奪回するだろう。
まさに史上最大の資産インフレ相場の到来となる!
さて、直近、米国株式市場は1929年の大恐慌以来という8週連続の暴落となった。東京株式市場もほぼ悲観一色と言っても良い。
そこで私は週末の講演会で、今こそ、千載一遇の買いチャンスが近づいている。
スガシタボイス会員の皆さんには以前から言い続けていますが、○○ショック、××危機とメディア、マスコミが書き立てる時が、あなたの富を大きく増やすチャンスです。
私もひとりの投資家ですから、いよいよ株式市場で打診買いを始めるつもりです。
※本記事は『菅下清廣の”波動からみる未来予測”』2022年5月30日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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『経済の千里眼 菅下清廣の“波動から見る未来予測”』(2022年5月30日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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