株価はピークの半値
この状況を受けて株価は、直近で大きく下がりました。
コロナ禍で非常に大きく上がりまして、最低6,000円から1万4,000~5,000円というところまで上がりました。
しかし今は7,000円台で、直近1~2年で大きく下がったというわけです。
ここまで日本電産の体質を含めてお話しました。
「そもそもどのような会社なのか」というところをあまり説明してなかったと思います。
これだけ株価が下がっていますが、元々優秀な会社、いい会社だと言われていました。
よって株価が下がったということは、買いのチャンスである可能性もあるわけです。
買いかどうかを見極めるためには、その会社がどのような会社であるかを知らなければなりません。
世界一のモーター製造会社
そこで事業について改めて見てみたいと思います。
皆さんが知らないのではないかと思うのですが、世界一のモーター製造会社なのです。
モーターというと、大小様々なものに使用されます。
日本電産は、その様々なところに進出しています。
<中・大型モーター>
中・大型モーターは、たくさん機械を動かしたりとか、家電を動かしたりするところに入ってます。
例えば、掃除機などに入っています。
<小型・精密モーター>
一方であまり直接的に目にしないのは、小型・精密モーターです。
例えば、スマホのバイブを鳴らすのに、このモーターが使われていたりするのです。
<HDD>
日本電産の大きいところでは、HDDです。
ハードディスクの中で、ウィーンと動いてるをご存知かと思います。
そういったのも、モーターで動いています。
<車載モーター>
そして直近では、車載モーターです。
EV化に伴って、まさに車はモーターで動くようになるわけです。
この市場が非常に大きくなるということで、日本電産はここに今かなり力を注いでる状況です。
業績は右肩上がり
業績は右肩上がりになっています。
まあ綺麗な右肩上がりのグラフを描いています。
売上高にしても10年ほどで、2~3倍に近いぐらいになっています。
ここからさらに売上高10兆円というところまで(今2兆円ぐらいです)目標を掲げているわけなんです。
この成長力が投資家から人気のある最大の理由になっているわけです。