萩生田氏の物言いなどはもはや呆れるばかりの犯罪行為
今回、大方の議員が裏金に絡んでいるにもかかわらず立件を免れたことで、まんまと無罪放免を勝ち取った議員たちはすっかり脇の甘い発言をしはじめており、これもまた国民の怒りを買う始末になっています。
たとえば壺カルトとの関係だけでもどうしてこの人が安倍派で偉そうに振る舞うのかまったく理解できない萩生田何某は、今回2,800万円ほどの現金を入手したが、(銀行に預ければバレるので)自らの机の引き出しに保管していた…などと完全に自身も犯罪性が極めて高いことを自覚した発言をしはじめています。
しかも、引き出しに保管していて一切使っていないから裏金ではないとするのは詭弁中の詭弁。例えば個人で言うなら、実の親子から一定の資金をもらっても贈与税の対象になりますし、親のタンス預金を本人の没後申告せずにまんまと使い込めば、大変な重加算税適用のリスクにさらされます。
国民が納税に際してかかる激しい圧力やリスクと、この手の能天気な輩が平気で口にする弁明は、およそ同じ所得税法のもとで管理進行されているものとは思えない状況に陥っています。
本当に不問で終わらせるのか?
岸田首相は国会での野党の追及に対し、検察の捜査で修正を余儀なくされたなどと虫のいいことを口にしています。
しかし、本来は「脱税」とみなされても仕方ない行為の部分について、このまま何もせずに放置するというのはあまりにも理不尽。この一連の裏金問題については、たとえ自民党支持者であっても理解は得られないのではないかという強い憤りが走る状況です。
まあ確定申告がスタートすれば、国民の怒りが納税申告の窓口に集中するのは間違いなさそうで、これ岸田政権が本当に見て見ぬふりをして時間が過ぎるのを待つのであれば、もうこの国はまともな法治国家としては機能しなくなるのではないでしょうか。
それでもこのままですか、岸田さん。
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『
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』(2024年2月4日号)より抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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