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目先は1万6500円前後で収束か メジャーSQ通過後の米国株安・原油安に要警戒

SQ通過後も油断は大敵

しかし6月もやはり月初から売られるパターン。ならば6月もSQ通過後の来週からは大丈夫か……というと、なかなかそう簡単にはいかないようにも思います。

1日の消費増税再延期以降、明らかに日本売りが進んでいます。今までも「日本だけ下がる」ということはありましたけれど、今回ほど日本だけが売られる理由が明確な時も珍しく、売られるべくして売られる、という感じです。

もう外国人投資家は明らかに日本の政治家、官僚を信用していません。

いつ始まってもおかしくない米国株安、原油安

そして個人的にはここからアメリカ株、原油安の波動が始まると見ています。幸いOPEC総会を通過して、また雇用統計も通過して、それぞれそこまで大きく売られるような反応は見せていません。むしろ今回のドル安を受けて、それが原油高圧力に繋がる線も出てきました。

ただWTI原油先物は昨年も1月と3月に50ドル弱でダブルボトムを付けましたが、50ドルが一つの節目になっていることで上値抵抗線として機能しそうなこと、また昨年10月の戻り高値→今年2月の安値までの日柄4ヶ月と、そこからカウントした4ヶ月後が現在に当たってくるため、日柄的にもトレンド一巡感は出そうな感じがあります。

WTI原油先物 日足(SBI証券提供)

WTI原油先物 日足(SBI証券提供)

なので、多分もう一度50ドルトライの素振りを見せたとしても、結局そこを超えられず、ダブルトップを形成するような形であとは下がっていくのではないかと。原油需要と供給のバランスを考えても、更に原油在庫がドンドン減っていくような感じもありません。

50ドル水準が維持されれば息を吹き返すシェール業者も多いであろうことから、価格形成には大きな「上蓋」があると考えます。夏のドライブシーズンが次第に近づいてはくるものの、昨年も7月からドンドン下がりましたしね。

先行きは弱気

というわけで、まだアメリカ株や原油が完全に崩れたわけではないので投資判断は「やや売り」継続ですが、これらが崩れてきたら更に投資判断は引き下げる見込みです。総合的には引き続き先行きは弱気に見ています。

【関連】オバマを恫喝する9.11“真犯人”サウジアラビアの「米国債売り」という切り札

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KA.Blog(有料版)』(2016年6月5日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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