2024年の夏は記録的な酷暑が予想されており、効果的な対策が必要です。エアコンの効率的な使用が不可欠……とは言っても気になるのが電気料金です。毎月届く請求書の金額を確認しては、なんともいえない気持ちになりますよね。ただ、少しばかりの朗報がありました。東京電力の8月使用分の電気料金が、1,061円値下がりするとのことです。
8月使用分の電気料金1,061円値下がり
2024年7月18日の報道によると、東京電力の8月使用分の電気料金は、1,061円値下がりして7,812円となる見通しであることがわかりました。政府は「酷暑乗り切り緊急支援」として、8月から3カ月間、家庭や企業の電気代とガス代への補助金の支給を再開。支給額はエアコンの使用が多い8月と9月は1キロワットアワーあたり4円、10月は2.5円と縮小されるとのこと。
※参考:8月使用分の電気料金1061円値下がりへ 政府の補助再開で 東電 – 朝日新聞(2024年7月18日)
こうしたことなどから、大手電力会社など全てで、8月使用分の電気料金は前の月と比べて1,000円程度値下がりする見通しです。
熱中症に注意!夏を侮るべからず
補助再開を突然発表しましたが、7月の値上がりは避けられないと思われます。そこで少しでも効率よく、健康に影響の及ぼさない節約術をまとめてみました。
夏を乗り切る効率のよい節電術5選
資源エネルギー庁は、「省エネポータルサイト」で実用的な節電方法を紹介しています。
- 1.ドア・窓の開閉は少なくする
- 2.カーテンや簾(すだれ)などで日差しをカット。
- 3.不在時は昼間もカーテンを閉めておく
- 4.扇風機を併用
他にも「室外機のまわりに物を置かない」「フィルターをつきに1〜2回清掃」などもあります。特にエアコンのフィルターや室外機を掃除すると冷房効果が高まると言われているため、ホコリを取ったりするだけでも少しは違うかもしれませんね。
ただし、エアコンについてあまり知識がない場合は、無理に内部の洗浄を行うと故障の原因になるので、専門業者に依頼する方がいいでしょう。また、資源エネルギー庁が悪質な事業者には注意するよう呼びかけていますので、業者の見極めも必要です。

ベランダにある室外機の掃除…正直めんどうですね。image by:編集部
エアコンのメンテナンスは、ちょっぴりめんどうだと思ってしまうのが正直なところです。内部にホコリやカビが溜まって冷却効果が落ちるそうですが、「自動クリーニング機能」がついたもので問題解決!というわけでもないのだとか。熱中症や健康被害を未然に防ぐために、計画的かつ積極的な対策を実践していきたいですね。
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