投資でうまく生き残る方法を私たちは身につける
直感で上がるように見えたとか、チャートの形を見て相場を張るとか、誰かが上がるといったから買ったとか、そういうのはギャンブルである。株式投資がギャンブルだという意識が抜けない人は、そういう意識で株を買っている。
しかし、株式投資は丁か半かのバクチではないし、ギャンブラーがするものでもない。ギャンブルしようと思ったらできないことはないが、理論と理性と常識と忍耐で勝負しようと思えば、それもまた十分に可能な世界なのだ。
日頃から理論的に考えて常識的に生きている人は、その人に合った株式市場のつき合いかたがある。まずは、それに気づく必要がある。株式市場全体の知見を深めていくと、ギャンブルとは違う世界が見えてくるはずだ。
株式市場は、企業の財務状況、経済の動向、政治的な出来事、技術の進歩など、多くの要因によって影響を受ける。理論的な考えかたを持つ人は、これらの要因を分析し、理解することで、投資対象を選べるようになるし、リスク管理もできるようになる。
そして、短期的な価格変動に左右されるのではなく、企業の成長や市場の成熟に伴って利益を得ることができるようになる。感情ではなく、論理に基づいて判断を下せるようになるのだ。
資本主義で生きているのに、資本主義の真髄である投資に関して、「金がない」「興味がない」「リスクが怖い」「知識がない」と避ける理由を考えて逃げていたら、ジリ貧になってしまうのは当然のことである。
だから、日本人は「株式投資はギャンブルではない」という事実を理解することから学習しなければならない状況だ。ここを乗り越えると、また新しい世界が広がっていく。
日本政府は国民を切り捨てる意図で投資を奨めているが、それならば投資でうまく生き残る方法を私たちは身につけなければならない。そういう時代になっている。明確に、資産サバイバルの時代に入ったのだ。投資に適応しないと、これからの時代は生き残れないだろう。 ※有料メルマガ『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』好評配信中!ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。 ※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込880円)。
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弱肉強食の資本主義が蔓延し、格差が急激に広がっていき、いよいよ日本人の間にも貧困が蔓延するようになってきています。経済暴力の中で日本人がどのように翻弄されているのかを、危険なまでの率直さで取り上げ、経済の分野からいかに生き延びるかを書いているのがこのメルマガ編です。