大勢は日本時間24日10時半~12時頃に判明か
英国の国民投票は23日から日本時間の24日早朝まで行われますが、日本時間の24日10時半~12時には大半の選挙区で結果が判明すると見られています。
つまり、結果が判明したときに開いている唯一の先進国市場が日本なので、為替と株が激しく売り買いされる可能性が高いのです。
従って、今週はショートポジションを少しずつ回収する一方で、金曜に備えたポジション作りが必要になってきます。
もし離脱となれば、アベノミクス以降の最安値は確実ですし、残留となったらそれなりに上がるでしょう。
しかし、世界にはBrexit以外のリスクが山積している以上、上がった場合でもそれはアヤでしかないと思われますので、吹き値でのショート構築も良いかもしれません。
今週の注目材料
今週はEU残留の是非を問う英国の国民投票のみが重要といって差し支えないでしょう。
6/21(火)
ドラギECB総裁発言
イエレンFRB議長上院議会証言
6/22(水)
イエレンFRB議長下院議会証言
6/23(木)
英国国民投票開始
6/24(金)
英国国民投票結果判明(日本時間10~12時)
米新築住宅販売件数
ユーロの存亡を占う歴史的なイベントと言っていい英国の国民投票は幸か不幸か、日本株取引時間の真っ最中に結果が判明します。なので、コックス議員死去後から織り込まれ始めているとはいえ残留が決定したら急騰するでしょうし、離脱が決定したらアベノミクス相場開始以降で最大の下げになるでしょう。
昨年のギリシャ離脱と英国では格が違うので、英国が離脱する場合は、パニックに近い下げが続く可能性もあります。