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アベノミクス相場半値押し14,809円に注目。ドル円は精々100円割れまで=山崎和邦

次回の大相場は安倍さんの延長上?それとも――

昔からの女性読者Mさんとの交信(6月19日・日曜日)

山崎先生

いつもありがとうございます。時間軸のことでお伺いします。

相場周期について、今は5~6とのことですが、次回の大相場は安倍さんの延長上にあるとお考えでしょうか?それともそんな短期的なものではなく、4年後などに数年間底辺で行ったり来たりを繰り返すとお考えでしょうか。米国の大天井からの大暴落は近いとお考えでしょうか?

山崎和邦氏の回答

私が「大相場」と言うのは、平均株価が2倍から2倍半になるものを言います。 日経平均で言いますが、 時価総額でもTOPIXでも似たようなものです。 大波を考えるときは、そういう細かいことを気にしないことです。今回の2.4倍を含めて約50年間で6回です。

単純に「50年÷6回ニアリーイコール8年」ですが、「失われた13年」(90年~不良債権処理完了の2003年)があるから、それを除けば「37年間÷6ニアリーイコール6年」です。

アベノミクス相場の始動以来、今月で3年半です。単純に考えればあと2年半で一周期でしょう。

大相場の周期

大相場の周期

大相場の周期

大相場の周期

私が言う「大相場」とは上記の通りです。これが大潮の波動です。青春期相場・老年期相場というのは中波動です。毎週の動きや日々の動きは小波動です。

大波・中波・小波・大波を作る激動の波、日常のさざ波、これらを混同しないようにしましょうね。

また、私はNYの大天井は昨年5月で完了したと思っていますが、大暴落か否かは分かりません。 大天井の形成には4通りあります。

・逆V字型(13年5月の中波の天井が典型的)
・ダブルトップ(毛抜き天井)
・トリプルトップ(三尊型天井)
・逆鍋底型天井(ソーサ型天井)
※昨年6月から7月の2か月間の2万円前後の日経平均が一例

の4つです。大底も同じです。

大底の定義の1つは「誰もが、自分も含めて、大底とは思わないとき」です。

これは、
・景気動向指数
・GDPの4半期別動向
・街角景気
・(時価総額÷現預金額)≦35%前後
・指標株たとえばJPX、野村証券、メガバンク、トヨタ、などの罫線
を補助指標とします。

NYダウの上昇サイクル

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山崎和邦(やまざきかずくに)

山崎和邦

1937年シンガポール生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。野村證券入社後、1974年に同社支店長。退社後、三井ホーム九州支店長に、1990年、常務取締役・兼・三井ホームエンジニアリング社長。2001年同社を退社し、産業能率大学講師、2004年武蔵野学院大学教授。現在同大学大学院特任教授、同大学名誉教授。

大学院教授は世を忍ぶ仮の姿。実態は現職の投資家。投資歴54年、前半は野村證券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築、晩年は現役投資家で且つ「研究者」として大学院で実用経済学を講義。

趣味は狩猟(長野県下伊那郡で1シーズンに鹿、猪を3~5頭)、ゴルフ(オフィシャルHDCP12を30年堅持したが今は18)、居合(古流4段、全日本剣道連盟3段)。一番の趣味は何と言っても金融市場で金融資産を増やすこと。

著書に「投機学入門ー不滅の相場常勝哲学」(講談社文庫)、「投資詐欺」(同)、「株で4倍儲ける本」(中経出版)、「常識力で勝つ 超正統派株式投資法」(角川学芸出版)、近著3刷重版「賢者の投資、愚者の投資」(日本実業出版)等。

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