英中銀は金融政策決定会合で、市場予想通り政策金利引き下げを決定した。インフレの鈍化や経済の停滞が理由。ただ、5対4の決定で、4委員が政策据え置きを支持した。また、べイリー総裁は「中立金利を判断するのは困難だが、金利は水準に近づいているはず」とし、利下げの余地が限定的である可能性を警告した。
このためポンド買いが優勢となり、ポンド・ドルは1.3348ドルから1.3446ドルまで上昇。ポンド・円は207円94銭から209円01銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8780ポンドから0.8735ポンドまで下落した。
[金融政策]
・英中央銀行:政策金利を3.75%に引き下げ(予想3.75%、前回4%)
「5対4で決定。4メンバーは据え置き支持」「追加利下げ巡る判断は拮抗」「さらなる段階的な利下げを予想」
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