ユニ・チャームから学ぶべき教訓
かつての成功企業であり、私も高く評価してきたユニ・チャームですが、現在はその成功体験にあぐらをかき、足元をすくわれている「裸の王様」のような状態にあるのかもしれません。
決算説明会での経営トップの受け答えに危機感が感じられず、悪い決算にもかかわらず冗談を交えてヘラヘラとしているのを私自身が見ており、その懸念は深まるばかりです。
投資家として最も難しいのは「損切り」です。
しかし、長期投資を掲げる身として、投資する理由が根本から崩れ去ったのであれば、たとえマイナスであっても売るしかありません。
今回の私の反省は、同社の過去の栄光に目を奪われ、変化しつつあった実態を見抜けなかったことにあります。
皆様も、このユニ・チャームの事例を、単なる一社の失敗としてではなく、ビジネスモデルがいかに変化し、ブランドがどう失墜していくのかを学ぶための貴重なケーススタディとしていただければ幸いです
※上記は企業業績等一般的な情報提供を目的とするものであり、金融商品への投資や金融サービスの購入を勧誘するものではありません。上記に基づく行動により発生したいかなる損失についても、当社は一切の責任を負いかねます。内容には正確性を期しておりますが、それを保証するものではありませんので、取り扱いには十分留意してください。
『 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』(2026年2月27日号)より※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。