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「強いアップル株」復活に向け、絶対に負けられない日本市場での戦い=徳田陽太

今月発売されたiPhone7。当初、出荷台数は頭打ちとの報道が流れ、アップルの株価も下落しました。しかし、蓋を開けてみれば事前予約の段階から相当な引き合いがあったようです。(『札幌で働く元証券マンフリーランサーのメルマガ』徳田陽太)

※本記事は、『札幌で働く元証券マンフリーランサーのメルマガ』2016年9月19日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:徳田陽太(とくだようた)
元証券マン、FP(ファイナンシャルプランナー)。立命館大学卒業後、大和証券に入社。法人・個人営業に従事し、5年間で4度の社長賞受賞。退職後に起業してFinanzaを設立し、チャットやLINE利用による安価な家計相談サービスを実現。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。

アップル株、完全復活のカギを握るのは「日本市場」だ

iPhone7 好調な滑り出し

今月発売されたiPhone7。当初、出荷台数は頭打ちとの報道が流れ、アップルの株価も下落しました。しかし、蓋を開けてみれば事前予約の段階から相当な引き合いがあったようです。

実際に今月13日の段階では、米通信大手のスプリント・ネクステル、TモバイルUSともに事前予約が好調であることを発表。株価は9月単月で見ても10%以上の上昇を記録しました。

【関連】ジョブズ亡き後のアップル株をバフェットが“爆買い”した12の理由=八木翼

これまでとは異なる値動き。新製品発表会後も株価は上昇

Appleは今月7日、新製品発表会を開催しました。その中で、iPhone7の発売を発表したことは読者の記憶にも新しいでしょう。ここもとのアップル株の値動きと言えば、新製品発表会までは上昇、その後は下落。しかし、直近の値動きを見てみると、新製品発表会後も株価が上昇しています。

APPLE INC<AAPL>  15分足(SBI証券提供)

APPLE INC<AAPL> 15分足(SBI証券提供)

APPLE INC<AAPL> 日足(SBI証券提供)

APPLE INC<AAPL> 日足(SBI証券提供)

確かにバフェット氏が同社株を大量購入した等、一時的な好材料は出ています。ただ、ここ3ヶ月に渡り株価が上昇し続けていることを見るとアップル株もトレンド転換の兆しを見せつつあると言えそうです。

Next: FeliCaを導入してでも、絶対に負けられない日本市場

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