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日経平均は15750円が通常変動下限に~「理論株価」最新分析(9/26)=日暮昭

当マガジンは日経平均の妥当な水準として統計的処理で求めた理論株価をもとに、足元の相場の位置づけを評価する材料を提供するものです。原則として日経平均と理論株価の位置関係を示すグラフと表に若干のコメントを合せて毎週1回配信いたします。皆様のより良い投資成果のための一助にして頂ければ幸いです。
※「理論株価」についてはこちらをご覧ください。(『投資の視点』日暮昭)

プロフィール:日暮昭(ひぐらしあきら)
日本経済新聞社でデータベースに基づく証券分析サービスの開発に従事。ポートフォリオ分析システム、各種の日経株価指数、年金評価サービスの開発を担当。インテリジェント・インフォメーション・サービス代表。統計を用いた客観的な投資判断のための市場・銘柄分析を得意とする。

日経平均株価、9/23大引け時点の理論株価は1万6758円に

大山鳴動して…安定領域に戻る日経平均

世界中の市場関係者が固唾をのんで見守っていた9月21日に行われた米国FRBのFOMC(米連邦公開市場委員会)では、金利引き上げが見送られました。年内12月の利上げが有力視されているようですが当面はひと息ついた、というところです。

一方、日本でやはり21日に発表された日銀の金融政策の総括的見直しでは、物価の2%上昇目標は2年間の区切りを切り離し、政策としては量的緩和から金利政策へ変えることを骨子とするものでした。

市場は日米の金融当局の方針がどのようなものになるか、慎重姿勢で身構えていたようですが、足元、大きな波乱にはつながらないと見て、相場感は常態に戻ったようです。

結果として23日の日経平均は53円の小幅安で1万6754円となりました。これは理論株価の1万6758円に一致しています。大山が大きく動くかも知れないと身構えたものの、どうやらやり過ごしたことで元の安定場所に戻った形と言えます。

下図は、前週の9月16日までのグラフを19日まで延長したものです。日米金融当局の発表後、日経平均が急速に理論株価に戻ったことが分かります。

日経平均と理論株価、通常変動の上側と下側(日次終値)
2016年6月1日~2016年9月23日

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日経平均は通常変動領域の真中に立ち戻ったことで、市場はバランスのとれた状態とみなすならば、外部環境の急変が無ければ当面、相場は落ち着くとみてよさそうです。

Next: 詳細グラフ:理論株価の推移/変動範囲の上限・下限/直近5日かい離率

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