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アップルペイ「箝口令」の裏で進行する破壊的変化、Suica世界制覇の野望=岩田昭男

徹底したセキュリティーの対策

アップルは購買情報を取らない会社だというのでよく知られていますが、同時に、カード番号を加盟店に知らせないサービスをApple Payで始めています。

これも利用者保護を考えてのことです。というのも、よくニュースで、カードを使ったらその店で番号を抜き取られて不正利用されたという話を聞きます。

店の店員が、送られてきた伝票を見てカード番号を盗み、それを悪用したというケースです。

それを防ぐために、アップルはApple Payにおいてカード番号を加盟店に送らず、そのかわりトークンと言う別の方法でやりとりをしています。

また、アプリのセキュリティも完璧です。App Storeに集まるアプリはアップルが何度も審査しているために、中にウイルスが入ったものなど絶対にないと言います。今後金融系のアプリが増えることが予想されますが、そのときにもこの体制があるから安心できます。

もう1つセキュリティー面で嬉しいのは、カードのたくさん入ったスマホをなくした時にどうすればいいかということです。

アップルには、iPhoneを探してくれるサービスがあり、位置情報で居場所を特定できます。

また、遠隔からロックをかけ、カード情報をすぐに消す方法があります。その他にも、なくしたiPhoneに対してメッセージ送ることもできるなど、いろいろな方法があります。

まとめ

以上のような特徴を持ったApple Payが普及すると、カード業界への影響も大きいものがあると思います。それと同時に、利用者へのインパクトも強いものがあるでしょう。

プライバシーやセキュリティについては、これまで考えてもみなかったという人が多いと思いますが、Apple Payの新しい試みを見ると、やはりこれは還元率やポイントのお得に優先すべきものだと思うようになります。

むしろ、こうした機能を中心にカードライフを組み立てていくのが正解ではないかと思います。「お得よりプライバシー」といったらいいのでしょうか。そうした変化こそ、これからのカードの持ち方、使い方なのかもしれません。

私たちもApple Payを使って、この機会に新しいライフスタイルを作っていくきっかけにしたいものです。


※本記事は、『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』2016年10月15日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』(2016年10月15日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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