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トランプ勝利で日経平均一時1000円超安。市場の混乱はいつまで続くか?=馬渕治好

世界市場の混乱はいつまで続くのか?今後のポイント

ただし、世界市場における波乱がいつまで続くかは、正確には全くわかりません。最終的には世界市場は明るい方向に向かうと予想しますが、その前にどこまで株価や外貨相場が下振れするか、見通すことは困難です(期待と不安が交錯して、上下動を激しく何度も繰り返す恐れがあります)。

今日の国内株価や外貨相場の下振れが、長期的に見て買い場かと言えば、その可能性は高いと考えます。しかし買い場という言い方は、もうここから株価や外貨相場がほとんど下がらない、という意味ではなく、さらに激しく大きく下落する可能性があります。

日経平均株価 5分足(SBI証券提供)

日経平均株価 5分足(SBI証券提供)

一番の底値で一気に買おう、という考えは、避けることを強くお勧めします。時間分散で、大きく下がったら少しだけ買う、さらに大きく下がる可能性もあると考え、下がったらさらに少しだけ買う、しかし半年や1年という時間軸でみれば、いずれ投資収益が上がる、というスタンスが重要でしょう。

したがって、買った後、大きく市況が下振れした際に、追加の証拠金を求められたり、機械的に投げ売りしたりしないといけない投資手法(株式の信用取引や株価指数先物、レバレッジをかけたFX取引等)は、避けた方がよいと考えます。現物を中心に、短期的な市況の下振れに耐えられるような形で、少しずつゆっくり投資することがよいでしょう。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

既に大きな買い持ちをしている投資家の場合は、長く持っていることができるのであれば、何もせず、長期的に様子見することもよいでしょう。ただ、いくら長期的に市況が上がっていくとしても、途中経過で評価損が膨らむことは気分的に耐えられない、という場合は、すぐに一旦現金化して、落ち着いてから投資機会を考えるという手もあります。買いのチャンスは、これからいくらでもあります。いずれにせよ、腰を落ち着けて、じっくり考えることが必要です。


※本記事は有料メルマガ『馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」』2016年11月9日号外の抜粋です。毎週いち早く馬渕氏の解説をご覧いただくには、今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。通常号は毎週日曜日配信です!

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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」』(2016年11月9日号外)より
※記事タイトル、本文見出し、太字はMONEY VOICE編集部による

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