外国株型投資信託の残高が7月末に過去最高水準の102兆円に達し、その反面、日本株の投資信託は13か月連続で流出となる不振状態が続いているようです。(日経新聞8/10朝刊7面より)
同記事によると、特に新興国関連の株式投信の伸びが目立つとのことです。
インド株式投信の中でも4000億以上の純資産である『野村インド株投資』の直近1年のパフォーマンスは、昨年8月末に基準価額20,000円を付け、その後も基準価格はほぼ右肩上がりに伸び続けています。8/25現在の基準価格は約26,000円となっています。
(ヤフーファイナンスより)
言うまでもなく、日本株については、昨年の米国大統領選以降は19,000~20,000円のボックス圏での推移が続いています。
日本経済の成長見通しや不安定な安倍政権、トランプ政権等の要素を鑑みると今後の先高観は望めませんが、日銀の買い支えによる“功労”によりちょっとやそっとの下落要因では下がらない、そんな状態と言えます。
この傾向は、まだしばらく続くのではないかと思います。
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