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天性の商才などいらない!サラリーマンが会社ブランドなしで稼ぐ技術=俣野成敏

他人はどのようにしてビジネスを構築しているのか?

本連載の上編(メルマガVol.65)で「『自分のビジネスを始める』ためのマトリクス」をご紹介しました。今回はこのマトリクスに沿って、さらに2つの事例をご紹介することにしましょう。マネタイズの基本パターンは(1)マーケティング型(2)職人型か。このどちらかになります。

こうした事例をぜひご自身にも当てはめていただき、自分がどちらのタイプなのか、参考にしていただければと思います。

マーケティングを身につけてビジネスを行なっている事例:Mさんの場合

最初にお話するのは、サラリーマンから独立し、現在ではキャリアコンサルタントをしているMさんの事例です。Mさんはもともとシステムエンジニアとして歩んでこられましたが、残業が多くて稼ぎが少ないことに疲れ果てていました。

このまま会社員でいても収入は増えないし、未来はない」と感じたMさん。その怒りややるせなさをブログに書き綴りました。しかし、当然ながら無名の一会社員が書いたブログなど誰も読んではくれません。それでもMさんは、IT企業に勤める会社員の辛さを書き続けました

1日も欠かさずブログを続けたところ、3ヶ月後にようやく「私はMさんと同じ境遇にあります」という反応が1件ありました。Mさんはこの読者の方とお会いし、初めての無料面談を行いました。その後も、ブログの反応は今ひとつでしたが、それでもブログとSNSによる発信を続けたMさん。ボチボチ反応が出始めたのは1年半後のこと。意を決してブログに顔を掲載するようになってからのことだそうです。

その頃には、Mさんご自身もフリーランスとして自活できる見通しが立ち、会社を退社。交流会などで話をすると、同じような悩みを抱えている人が多いことに気づきます。そこでMさんはご自分の経験をもとに、コミュニティをつくろうと考え、セミナーを開催することにしました。SNSなどで声がけを行い、初回は上々の滑り出しでしたが、やがて顔見知りだけでは、参加人数も限界に達します。

必死で頑張ってもわずか数名しか集まらず、「やっぱりダメか」と思うこともあったとか。それでも地道にやり続けたところ、口コミ効果が表れ始め、今では毎回、セミナーはほぼ紹介だけで埋まる状態だということです。Mさんは現在、個別相談で相手の要望に応じて、提携している会社をご紹介するビジネスを展開しています。つまりメインは紹介業です。

Mさんはご自身の顧客を「フリーランス希望のシステムエンジニア」という狭い世界に絞り、そこで成功体験を積みました。現在は相手のご希望に応じて、私が開講しているマネースクールの紹介もしてくださっています。IT業界とマネースクールではまったく違う内容ながら、「ご自身のマネタイズ経験をマネースクールにも応用している」好例だと言えるでしょう。

Next: 自らの専門技術を商品化している事例:Hさんの場合

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