発表前日まで悩んだ安倍首相
実は、安倍首相は2月16日の「黒田続投」発表の前日まで、日銀人事の決断を迷いに迷ったと言われています。
黒田氏本人の言葉によれば、「黒田氏に政権側から続投の依頼」があったのは、前日の2月15日だったようです。前日まで、安倍首相は、「黒田か?本田か?」で、迷ったわけです。
けれども、安倍首相は、麻生封じ込めのために、黒田続投に甘んじたというわけです。
日銀人事が経済状態ではなく政争で決まるなんて、「なんだかな~」という感じなんですが…。それが「日本経済の現実」なのです。
9月以降、日本の金融政策が大きく変わる可能性がある
というわけで、安倍首相が黒田日銀をびしばし締め上げるのは、9月以降になるのではないのか? 日本の金融政策や財政政策が大きく変わるのは、秋以降かもしれません。
2018年半ばから2019年初めにかけては、「国民投票」も行われる可能性が断然高いです。「教育無償化」「消費税増税は無し」の憲法改正ともなれば、日本経済は再び沸騰することでしょう。
それまでは、日本株式市場は「気迷い相場」「乱高下」が継続することでしょう。
日経平均が2万1,000円あたりになるたびに、買い増していけばよいのではないでしょうか。日経平均は下がってもせいぜい2万0,500円あたりでしょう。
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※本記事は有料メルマガ『資産形成・マクロ金融deあそぼ♪ − 貞子ちゃんの連れ連れ日記』2018年3月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。本記事で割愛した内容や当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。
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『資産形成・マクロ金融deあそぼ♪ − 貞子ちゃんの連れ連れ日記』(2018年3月6日号)より一部抜粋、再構成
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