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AIにとって人間が邪魔になる時、助けてくれるのはブロックチェーンかもしれない=高島康司

意識の誕生とシンギュラリティ

これはちょっと分かりにくいので、少し説明しよう。大脳科学の発展に伴って、脳の各部位の果たす具体的な機能が詳細に分かってきた。しかし、脳をどれほど調査しても、大きなミステリーが残った。

それは、脳の中心となっていると考えられていた意識自我が存在することを示す物理的な場所が、脳内にはないという事実である。

現在の最先端の研究では、意識や自我という存在、つまり「私」という意識は、脳が同じ脳を持った人間とコミュニケーションをする必要から脳が作り出したいわば幻影のようなものではないのかという理解が主流になっている。

そして、脳から意識が突然と生まれる点を「シンギュラリティ」と彼らは呼んでいる。シンギュラリティとは、どんなシステムでも臨界点に達すると、予想のつかない方向に形態が変化するという概念だ。

シンギュラリティネットは、この概念をブロックチェーンをベースにした人工知能のネットワークに適用し、まさに人間の脳のように、そこから意識が生まれるのかどうかの実験を試みるのが、シンギュラリティネットの本来の狙いである。

公式サイト:https://singularitynet.io/
紹介ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=LZkADy2RRoA
AGIトークンの相場:https://coinmarketcap.com/currencies/singularitynet/

ディープブレインチェイン(DeepBrain Chain)

ディープブレインチェイン(DBC)はNEOのブロックチェーンを使ったプロジェクト。AIの開発を行うためのプラットフォームを提供している。

AIの拡大と広がりにもかかわらず、AIの開発費はかなり高い。資金のない新興企業が開発に取り組むには困難な環境だ。そのような状況を打破し、AIの開発コストを70%も削減することを目標にしたプロジェクトがディープブレインチェインだ。

このプロジェクトはNEOのブロックチェーンで実現した非集中的で分散的なネットワークを、単純な神経細胞が分散的なネットワークを形成することで、記憶の保存や思考といったような高度な機能を発揮する大脳の神経組織に見立て、AIの開発を分散して行う。この方法により、AIの開発コストは劇的に下落するはずだ。

またディープブレインチェインは、それぞれの個別のAI開発者が相互にデータを共有することのできるマーケットプレイスの機能も備えている。多くの開発者がデータと情報を共有することで、AIの開発の効率は上がるはずだ。データを共有したものには、ディープブレインチェインの「DBCトークン」という仮想通貨が支払われる。

この会社は以前にICOを実施したもののあまり注目を集めなかったため、そのときに販売したトークンの買い戻しを始めた。そうすることで、トークン相場の上昇を狙ったようだ。

公式サイト:https://www.deepbrainchain.org/pc/en/index.html
紹介ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=8FUF-QzMI3A
DBCトークンの相場:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/deepbrain-chain/

Next: 投資対象になり得る画期的なICOも

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