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音楽業界を救うのはブロックチェーン。アーティストに利益が還元される世界へ=高島康司

ポテンシアム(Potentiam)

公式サイト:https://www.potentiam.io/
紹介ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=BLqMgw11T5E

これも同じような音楽配信のダウンロードサイトだ。ただ支払いは、スマートコントラクトに準拠したERC20の独自トークン「PTMトークン」によって行われる。このプラットフォームは有名無名にかかわらず、どんなアーティストも自分の曲やアルバムを販売することができる。アーティストには50%の利益が還元される。

また「ポテンシアム」は、アーティストの著作権の管理も行っている。さらに、コラボできる他のアーティストを探すことのできるSNSの機能も持つ。このSNSを使って自分を宣伝することも可能だ。また、より多くのユーザーを引き付けるために、アーティスト自らが販売するコンテンツのカタログを編集することもできる。

チューン(Choon)

公式サイト:https://choon.co/
紹介ビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=A7ab5CfQIDI

ここもスマートコントラクトのブロックチェーンを活用した注目度の高い音楽配信プラットフォーム。2018年7月現在で、世界のあらゆる地域の4500を超えるアーティストと、6,000曲あまりの楽曲が登録されている。

「チューン」は音楽配信の収益のなんと80%がアーティストに還元される。配信したストリーム数や利潤分配にかかわる情報、さらに、収入や利益分配などの履歴も見られるウォレットの残高は一般に公開されているので、透明性の高い仕組みが構築されている。これで、プラットフォームが適正に運営されていることが確認できる。

「チューン」は、購入した楽曲の支払いはイーサリアムで行われる。ユーザーのウォレットから送金する仕組みだ。

Next: 今後の音楽配信はどう変わる? アーティストもリスナーも得する社会へ

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