2年後のアメリカ大統領選に向けて、参戦メンバーが徐々に見えはじめてきた。とくに、今回の大統領選を盛り上げるのは誰になるのか、その展望を紹介します。(浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』浜田和幸)
※本記事は有料メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』2018年12月21日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。
国際政治経済学者。前参議院議員。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。
次のアメリカ大統領に、意外な人物があがってきた理由とは?
2年後の大統領選に参加する顔ぶれが出そろいはじめた
ぶっちゃけ、2年後のアメリカ大統領選挙では大番狂わせが起こりそうだ。
現職のトランプ大統領は再選に向けて「アメリカ・ファースト」路線を突っ走っているが、「トランプ・ファースト」が災いして向かうところは敵だらけ。
ロシア疑惑を筆頭に、選挙資金を不正流用し、浮気相手の女性たちへの口止め料を支払ったなど、不名誉なスキャンダルが次々と暴露されている。
中国に向かって貿易戦争を仕掛けているが、自分の息子たちや娘が中国ビジネスで大儲けしていることが知れ渡れば、アメリカ国民もあきれるに違いない。
そんな中、先の中間選挙で連邦議会の下院で多数派となった民主党はホワイトハウスの奪還に向けて、準備を加速させている。
いち早く、クリントン時代のバイデン元副大領領が名乗りを上げた。
もちろん、女性初の大統領を狙うヒラリー・クリントンも前回の大統領選挙では総得票数ではトランプを圧倒していたこともあり、3度目の挑戦を諦めてはいないようだ。
加えて、前回、若者の票を集めて大健闘を演じたサンダース上院議員も意欲満々である。
最初の党員集会(予備選挙)が行われるアイオワ州では既に各陣営がしのぎを削っている。
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