今年も含めて、仕込みのチャンスは近い
筆者は三井の会社で常務取締役を務めているころ、土曜日にゴルフをやめて(日曜日に回して)産業能率大学の社会人講座で経済学を講じていた期間が7年間あった。引退後に大学教授になる準備であった。
その時に大学が指定する教科書があって「原則としてこれに沿って進めて下さい」と言われていたが、A4版で約250ページある教科書のうちの前半がマクロ経済学で後半がミクロ経済学だったのに、筆者はミクロは一切やらずにマクロのみに重点を置いた。
マクロを見間違えばミクロをいくら微細に研究しても意味はないからだと言って、河の流れに沿って泳げば泳ぎは下手でもイイ線を行く、逆に、河の流れに抗して泳いだら、いくら水泳がうまくてもうまく行かない、と言って納得してもらって、これはなかなかの好評で7年間続いた。今でもその時代の聴講者が集まって食事会をすることがある。色々と世の中のことが聞けて楽しい。
以上、例示したような基本をわきまえていれば、今年を含めて今から「仕込みの好機」は近いであろう。
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『山崎和邦 週報『投機の流儀』』(2019年2月3日号)より一部抜粋
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大学院教授(金融論、日本経済特殊講義)は世を忍ぶ仮の姿。その実態は投資歴54年の現役投資家。前半は野村證券で投資家の資金運用。後半は、自己資金で金融資産を構築。さらに、現在は現役投資家、かつ「研究者」として大学院で講義。2007年7月24日「日本株は大天井」、2009年3月14日「買い方にとっては絶好のバーゲンセールになる」と予言。日経平均株価を18000円でピークと予想し、7000円で買い戻せと、見通すことができた秘密は? その答えは、このメルマガ「投機の流儀」を読めば分かります。