今週、NYダウと日経平均は戻り高値を試す展開
過去の値動きでは、NYダウが戻り高値をつける数日前の上昇場面で、もちあいとなっていた日経平均株価が3~5営業日程度で一気に上げ幅を拡大して、その後、数日間の小幅なもみ合いを経過して、NYダウ、日経平均株価が同じ日に戻り高値を確認して、大幅な下げ場面へ入る展開となっています。
今回も同じ値動きになるなら、日経平均株価の2月8日~18日までの上昇が戻り高値をつける数日前にあらわれる上げ幅拡大場面となって、現在が戻り高値を確認する作業の途中だと推測できます。
戻り高値をつけた後の下げは、一時的にせよ勢いが強く、値幅の大きなものになる可能性があります。NYダウが前週末に上昇した動きを映して、週明け後の日経平均株価は、上昇する公算です。
明日は、この上げが戻り高値をつける最終段階の動きになる可能性を頭のすみに入れておきます。
※本記事は有料メルマガ『少額投資家のための売買戦略』2019年2月25日号を一部抜粋・再構成したものです。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。今月配信済みバックナンバーや本記事で割愛した全文(NY金の展望、日経平均の今後のシナリオ)もすぐ読めます。
『『少額投資家のための売買戦略』』(2019年2月25日号)より一部抜粋・再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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値動きには理由があります。一般的に言われているような確率や、需給の変化を見るだけでは、先のことなどわかりません。確率論や、統計データ分析をやりつくし、挫折を味わった経験があるからこそ、理解できた値動きの本質を書いてゆきます。