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コンビニのセルフコーヒー差額50円で逮捕まで?注意では済ませられない背景とは…=三宅雪子

大手コンビニでホットコーヒーを購入し、カフェラテを入れたとして逮捕されたニュースが話題になりました。このニュースについて気になった点を解説します。(『三宅雪子の「こわいものしらず」』三宅雪子)

※本記事は有料メルマガ『三宅雪子の「こわいものしらず」』2019年1月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:三宅雪子(みやけ ゆきこ)
元衆議院議員。玉川学園女子短大、共立女子大学を卒業。テレビ局勤務を経て、2009年群馬4区で民主党から立候補し、比例復活当選。現在は、執筆やネット配信、福祉や介護のアドバイザーなどをしながら政治活動を行っている。

たった50円で逮捕されてしまう現代

ネットでは疑問の声も

「たった50円で逮捕」が物議を醸しています。

1月21日の出来事です。福岡県の大手コンビニストアで100円の支払いで150円のカフェラテをカップに注いだとして62歳の男性が窃盗容疑で逮捕されました。

警察によると、男性は21日の早朝、同市内の大手コンビニストア「セブンイレブン」で、レギュラーコーヒー用の100円のカップを購入して、店内のセルフ式コーヒーマシンで150円のカフェラテを注いだ疑いを持たれています。男性は容疑を認めていますが、「ボタンを押し間違った」と供述しています。男性は以前にも同様の手口でカフェラテを注いでいたのを目撃されており、オーナーは「常習犯」として警戒していたそうです。し、しかし、たった「50円」です。昔だったら注意ですませたような額です。いきなり逮捕とはなんと世知辛い…。

あんまりだ、と思ったのは私だけではなかったようで、多くの人がネット上不満の声をあげていました。とはいえ、やってはいけないことをやったのも事実。しかも一回目ではありません。お店の名前が公開されたので、コンビニとオーナーにその不満が向かいそうなムード。こうしたネットの「空気」もまた恐いと思います。お店オーナーが被害者であることは大前提です。

日頃、安倍内閣の閣僚などが50円の数千万倍の数千万単位の疑惑が追及されても毎回お咎めなしであることに我々は苛立っています。ですからたった50円を逮捕するなら、国民の財産たる税金をちょろまかしている疑いのほうはどうなの?と思ってしまいます。

今回のケースはわかりませんが、困窮する高齢者が最近問題になっています。62歳という年齢を知るとこの男性の経済状況はわかりませんが、色々考えてしまい切なくなります。もちろん供述通り「ボタンの押し間違え」の可能性もありますし、「ちょっとズルしちゃおう」の出来心かもしれません。大々的に報道されたのは「たった50円で逮捕」だからなのでしょう。

室蘭市の青山剛市長

青山市長が全国的に有名になったのは、昨年2018年9月6日に起きた北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)での的確なSNS 対応からです。室蘭市は震度5弱の揺れでしたが、当時を思い出しても青山市長以外の発信は記憶に残っていません。最近の自然災害で様々なデマが飛ぶことを考えると、首長が自ら情報発信することは大事だと思います。我々第三者ではなく、首長がデマなどを訂正すれば効果があります――
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ゴルフ税

自民党や立憲民主党など与野党約70人でつくるゴルフ議員連盟(会長・衛藤征士郎元衆院副議長)が28日招集の通常国会でゴルフ場利用税を廃止する議員立法を出す(予定)ことが話題になってます。

この議員立法は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで五輪正式種目であるゴルフの推進のためとされています――
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宝くじ2

この間の続きです。若い子が宝くじを買わなくなった最近いわれてます。そのせいでしょうか?宝くじの売り上げが低迷しているそうです。

河北新報:<宝くじ>5年で50億円減 若年層を中心に売り上げ低迷――
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小沢さんエピソード

なんだか現在政局のまっただ中の小沢さんですが、あえて以前も取り上げたほのぼのエピソードアゲイン。

コワオモテと思われがちな小沢さんですが、会うととってもきさくです。あ、自民党幹事長時代は恐かったようですが、歳を重ねて丸くなったのかもしれません。写真撮影、握手なんでもOK!断っているところは見たことがありません――
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL176(1/11)

・室蘭市の青山剛市長
・ゴルフ税
・たった50円で逮捕
・宝くじ2
・小沢さんエピソード

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL176(1/11)

・スマホの寿命
・生きる権利
・不動産を考える
・100万円の意味
・大家さんと僕

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL175(1/4)

・300円で夢を買う
・有名カメラマンの罪
・排除されない世界へ
・つながらない店
・政党の寿命
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL174(12/28)

・南青山児相問題
・議員連盟のウラオモテ
・人権について
・不動産あれこれ
・北一輝とノースライム先生

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL173(12/24)

・「純ジャパ」
・ツイッター用語集前編
・ツイッター用語集後編
・ほのぼのした話
・ママ活パパ活

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL172(12/7)

・続 漂流するリベラル票
・早生まれと遅生まれ
・老人クラブの問題
・個人情報を守るには
・不便利な世の中
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL171(11/23)

・上限って上限?
・内定者タダ働き
・住民投票で初の市名変更
・300万で東京出ますか?
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・話が違う(外国人技能実習生)
・負け惜しみ
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・TPP発効へ
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL168(10/26)

・熊本市議会 前編
・熊本市議会 後編
・余命宣告
・余命宣告
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・猛暑のマラソン
・外国語教育が変わる
・手書き?ワープロ?
・批判への耐性
・参国民投票同日?

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL165(10/5)

・答弁不能大臣
・殺害予告
・消せないデマ
・ゴミの問題環境
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL164(9/28)

・総理、胃は大丈夫?
・せごなんだっけ?
・みんなの給食プロジェクト
・新型痴漢
・ネガキャン新時代

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL163(9/14)

・デマパトロール
・ネットのプロトコール
・コンビニ対応さまざま
・ツイッターやめる、やめない。
・沖縄県知事選挙 刑事告訴へ

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL162(9/7)

・逃げる総理
・図書館
・名言・明言・迷言
・危険の引き受けの法理って?
・治療ができない病院
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL161(8/24)

・豪雨被害と政府の対応
・メダルまで?
・やらせ?
・逃亡のプロ
・オモシロ張り紙

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL160(8/10)

・人を信じること
・ネットとリアル
・独裁か独裁でないか
・作品への敬意
・人生の終わり

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL159(8/3)

・巨大与党に紛れ込んだ「問題議員」
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・相談ゼロの意味
・謝れないヒト
・男性と女性どっちがトク?
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL158(7/27)

・被災地で「インスタ映え」
・堂々と裏口入学?
・日傘男子
・エクストリーム擁護
・フォロワー減った?

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL157(7/13)

・デマの原因
・執行速報の違和
・やぶ蛇?
・良質なドラマ
・オウム事件それぞれの感想

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL156(7/6)

・日本人とは何か
・電通鬼十則
・万引き家族騒動
・詩織さんの身に起きていること
・検索上手になる!
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL155(6/22)

・悪夢再び
・身ばれ
・ネットで鬱病
・私が期待する女性
・ツイッター狂騒局

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL154(6/8)

・続・野党論
・ネットの功罪
・This Is Japan炎上
・プロアマの作法
・鬼より恐いJASRAC

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL153(6/1)

・野党論
・謝ったら死ぬ病
・国会ヤマ場
・カミング・アウト
・規約・差別? 外国人はお断り?
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL152(5/25)

・安倍政権と日大アメフト部
・懲戒請求と家族
・ヘイトスピーチやっと
・ブロック禁止?

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL151(5/11)

・不当懲戒請求
・アソウさん的生き方
・子どもは3人以上
・国民投票の先行き
・発達障害の難しさ

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL150(5/4)

・安倍おろし
・炎上と消火
・モリカケ問題、たいしたことあるよ!
・炎上覚悟で
・いまどき、ネット不可?
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL150(4/27)

・国民投票の現状
・革マルデマ
・インスタ「ばえ」
・不動産事情
・セクハラ2

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL149(4/13)

・善意の怪物
・反骨精神?
・インターネット選挙
・あってはならないヤジ
・私の8か条

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL148(4/6)

・Wikipedia
・つきまとい
・またまたトラブル大相撲
・公共サービス
・質問通告
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL147(3/23)

・黄金のリレー質問
・FBと政治生命
・供託金
・放送法4条
・リアル?嘘松

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL146(3/9)

・大政局
・衣替え
・魔の3回生
・いい人
・国民投票法

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL145(3/2)

・労働生産性
・あたしおかあさんだから
・持病
・ネットの名誉毀損
・れい子ちゃん
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL144(2/23)

・声なき声
・デモの推察
・法律と憲法
・入社同期

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL143(2/9)

・有賀さつきさんの訃報
・有働アナVS青山アナ?
・ネットリンチを考える
・恵方巻きの末路
・親の気持ち

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL142(2/2)

・公人と私人
・本棚の整理
・固定電話のない時代
・エンゲル係数
・「リア充」って「リア充」?
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL141(1/26)

・またまた質問時間配分再燃
・「困窮者」の定義
・「若者の○○離れ」
・ユーチューバー
・依存症

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL140(1/12)

・高齢者の免許返上問題
・ある経済評論家の逮捕
・絶対的貧困と相対的貧困
・FB投稿の写真がもたらすもの
・『男性客オンリー』のお店

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL139(1/5)

・禊ぎ?
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・プロ市民って?
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL138(12/22)

・バノン氏騒動
・インスタ映え
・最後のセーフティネット」
・航空機内の性犯罪
・プレミアムフライデーどうなった?

三宅雪子の「こわいものしらず」VOL137(12/8)

・修正主義
・病気や障害とうまくつきあう
・信じられない用の足し方?
・フェイクソースとの闘い
・ふるさと納税
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三宅雪子の「こわいものしらず」VOL136(11/24)

・行方不明の高齢者
・スタンディングワーク
・自由民主党綱領草案
・サメ オン ユー?
・公約とは

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・日本の伝統?
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・4人で表彰?
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・骨折転落 その後

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・土地に関してのエトセトラ
・貧しさとは
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・申請主義
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三宅雪子の『こわいものしらず』VOL133(11/3)

・国会は野党にためにある
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・トランプ氏来日
・ブラック ボックス
・守り
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三宅雪子の『こわいものしらず』VOL132(10/27)

・選挙
・希望の党
・麻生さんと難民
・発達障害の難しさ
・尊敬できる財界人

三宅雪子の『こわいものしらず』VOL131(10/13)

・辞める首相 辞めない首相
・棄権の意味
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・国民投票
・(予算委員会分科会)内閣

三宅雪子の『こわいものしらず』VOL130(10/6)

・知的障害者の早期加齢問題
・ネット工作
・ネットとリアルの礼儀作法
・流血事件
・フェイクニュースの時代
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三宅雪子の「こわいものしらず」』(2019年1月11日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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三宅雪子の「こわいものしらず」

[月額880円(税込) 毎月第1金曜日・第2金曜日・第4金曜日]
3年3ヶ月の与野党国会議員の経験を生かし、三宅雪子独自の語り口で、あたたかみのある中にも、言うことは言う「こわいものしらず」なコラムを展開します。加えて、「教えて!○○さん」「名言・迷言・明言」「永田町コトバ」「ヒトリゴト」「話はそれますが…」など、私的なコンテンツもローテーションでお届けする予定です。

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