上値を探るドル円!今夜は買いを意識して臨みたいが…
非農業部門雇用者数、平均時給共に予想を上回る堅調な数字なら、上値余地を探りながらジリジリ伸びていく展開が想定されます。
しかしながら、年初来高値が112.10円レベルであり、節目の112.00円から上は強い抵抗帯になることが予想されます。
短期的には上に行きたがっていますが、ドル円の動きが鈍い分、高値掴みをしたくないというのも本音でトレードには難しさを感じます。
したがって、非農業部門雇用者数が2ヵ月続けての一桁万人台で平均時給も前年同月比で−0.2~0.3%下振れるといった最悪の結果なら別として、ほどほどに悪い結果で下がってくるパターンに押し目を狙いたいというのが第一感ですね。
111.00円の節目や21日移動平均線(111.073円)のが支えとなる111円台前半、111.20~111.30円では軽く押し目を狙ってみたいところ。
一目均衡表の雲上限(110.751円)や89日移動平均線(110.700円)割れをメドに損切りでしょう。
今日のレンジ想定は1ドル=110.00~112.20円を想定していますが、非農業部門雇用者数、平均時給が共に予想を大きく上回るなら、おっかけ買いで日足ベースの112.80~113.00円で利食いするトレードを狙っても良いと思います。
繰り返しになりますが、米中貿易交渉の進展期待は相場全体を支えそうですから、まずはそれを意識して押し目・ロングで攻略したいと考えています。
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2019年4月5日)
※太字はMONEY VOICE編集部による
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