成功者の共通点その2:自分ひとりの時間を大切にしている
成功している人、経営者の皆さまは、知人、友人が多いので仕事でもプライベートでも食事会やイベント、パーティなどに誘われることが多く、誰かと一緒に過ごす時間ばかり…。なので、自分ひとりで過ごす時間をとても大切になさっています。
自分ひとりで過ごす時間には、2つの種類があります。
1つは、「隙間(すきま)時間」です。
移動時間や待ち合わせの相手を待つわずかな時間を上手に活用して、その時間の中でできること、例えば、メールの返信やスケージュール管理、または、リラックスするために音楽を聴いたりなさっています。
もう1つは、時間を意識して確保した「ひとりになる時間」を作られています。ひとりでいることで集中して物事をすることができ、進む速度が速くなります。
職場にまだ誰もいない早い時間に出勤している成功している人、経営者の方が多くいらっしゃるのはそのためです。
まだ社員が出勤する前なら、スタッフから「いま、よろしいですか?」と、呼び止められることも、お客様からの電話が入ることもない。
自分ひとりだからできることや集中してやりたいことを終わらせることができ、会社の人たちが出勤してきたら、自分以外の人ために時間を使え効率よく仕事ができるから、成功している人、経営者の皆さまは職場にまだ誰もいない早い時間に出勤なさるのだと思います。
ひとりになるには、意識して外界を遮断すること
また、ひとりで過ごす時間を大切になさっている方は、意識して様々な情報やつながりを遮断するようになさっています。
携帯電話ができてから、日本にいても海外にいてもいつでも連絡が取れるようになり便利になった反面、ひとりで過ごしたくてもいつでも連絡が入ってくる煩わしさを感じている人も少なくありません。
実際、飛行中の飛行機の中でWi-Fiが使えるようになった時に、誰からも連絡が入らず唯一ゆったりと過ごせる場所がなくなってしまったと嘆かれていた方もいらっしゃいました。
携帯電話、パソコン、TVやラジオ…道を歩いていても広告が自然と目や耳に入ってきます。
様々な情報の中にいていつでも誰かとある意味つながっている状態から離れひとりで過ごす時間を、成功している人、経営者の皆さまは作る努力をなさっています。
週末に携帯電話やパソコンに触れないようにしたり、電波が届かないようなところに旅行にいったり…。
心静かに自分自身と向き合い、自分の感情と向き合い、自分の心の声を聴く…。人生を豊かにするために一番大切なことは自分自身を知ること。
そのためには自分と向き合う時間が必要なのです。
ひとりの時間があると、ついSNSを見たり、メールが届いていないか確認してしまう人は、
時には、意識してそういうものを排除することも大切なのではないかと思います。