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Libraが期待されるのには理由がある、ほかの暗号通貨にない特別な特徴とは?=シバタナオキ

特徴その2: 通貨とリザーブ

今回個人的に最も驚いたのは、Libraという通貨は、法定通貨をリザーブとして要求することを、最初からアナウンスしている点です。

今日の暗号通貨の多く(ビットコイン、イーサなど)には基盤となって支える資産がありません。その結果、主なユースケースは投機と投資になっています。価値が大幅に上昇する可能性があるため、多くの人が後で価値が上がることを期待してそれらのコインを購入しているのです。これらの通貨の長期的価値やそのネットワークに対する信用と同様に、その価格も変動し、時として大幅な価値の揺れを生み出します。

ここで書かれていることは非常にインパクトがあります。現在の暗号通貨は、基盤になる資産がないため、投機や投資目的にしかならない、と明言されています。

リザーブの資金源
リザーブの資金源は2つあります。それぞれの投資トークンの投資家と、Libraユーザーです。協会は創立者へのインセンティブをLibraコインで支払い、ユーザー、販売者、開発者による採用を促します。インセンティブとして配られるコインの資金源は投資家私募です。ユーザー側では、新しLibraコインの作成のために、法定通貨と等価のLibraを購入してその法定通貨をリザーブに移行する必要があります。したがって、リザーブはLibraに対するユーザーの需要が高まるにつれて増大します。つまり、投資家とユーザーのいずれの側でも、Libraの作成を増やす方法はただ一つ、法定通貨によるLibra購入を増やしてリザーブを増大させることです。

Libraのユーザーは、Libra通貨を得るために法定通貨を支払う必要がある、というのがビットコインなどの暗号通貨との違いです。

つまり、リブラ通貨を増やす唯一の方法は、ユーザーからの法定通貨の支払いを増やすことであるという意味です。

リザーブの投資方法
Libraのユーザーはリザーブからの利益を受け取りません。リザーブは低リスク資産に投資され、時間をかけて利子を生み出します。この利子による収入はまず、Libra エコシステムの拡大と発展のための投資、NGO への助成、エンジニアリング調査への資金提供などといった協会の運営費用のサポートに利用されます。それが充足された後の利益は、初期投資家に当初の出資に対する配当をLibra投資トークンで支払うために活用されます。リザーブ資産は低リスクで低利回りなので、初期投資家への利益が具体化するのは、ネットワークが成功し、リザーブの規模が大幅に拡大した場合に限られます。

そしてさらに驚いたのが、Libra通貨を購入する入金された法定通貨を低リスク資産に投資をして、利子を生み出す、と明言されている点です。

生み出された利子は、Libra Associationの運営費用に使われるだけではなく、初期投資家に対して配当という形で分配されるとも書かれています。

Next: Libraは、Facebookが発行するわけではない?

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