その8:米国の景気後退
上記のリスク要因は、米国経済が堅調な間は、一時的な売りで「押し目」には良いかもしれませんが、米国経済が景気後退に入るようだと、株の調整が長引きます。
FRBの利下げ姿勢で逆イールドが緩和されつつありますが、ISM製造業など製造関連の指標が急速に悪化しています。
米国経済が景気後退に入る場合は、売りが一時的では済まなくなる可能性があるので「押し目」拾いは慎重にする必要があります。
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2019年7月配信分
- 株式市場、今後のブラック・スワンは(7/12)
- 発想の転換、押してもダメなら引いて見な(7/10)
- 米長期金利低下と株高の正体(7/8)
- 年金不安で物価押し上げに強い抵抗感(7/5)
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image by:首相官邸ホームページ
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『マンさんの経済あらかると』(2019年7月12日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。