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日経平均はピーク、予想を上回った米雇用統計を無視して「円高」再開だ=長谷川雅一

米ドル/円の「割高感」が目立つ

アメリカで発表された、最近の経済指標は良好なものが多く、市場では、「アメリカのリセッション懸念は杞憂だった」というムードが高まっています。

しかし、「積極的に利上げを続けるべきだ」というレベルまで、アメリカの景気がいいわけでもありません。

出てくる経済指標が多少よくても、「世界経済が悪い中、アメリカが利上げできる可能性は低い」というのが、基本的な見方です。この状況下では、どうしても現在の米ドル/円の「割高感」が目立ちます。

このメルマガでたびたび採り上げているように、米ドル/円の週足の200MAは105円付近にあり、105円が米ドル/円の長期的な「平均値」です。

米ドル/円 週足(SBI証券提供)

米ドル/円 週足(SBI証券提供)

米ドル/円は、利上げ期待で平均値を20円も上回り、今もまだ平均値より7円ほど高い状況です。アメリカの利上げ期待が「はく落」した今、いったん米ドル/円が平均値(105円)に回帰しても、まったくおかしくありません。

その「円高」は、上下変動をともなう、ゆるやかなものになるかもしれませんが。

今が「売り」のチャンス

先週は、もみあう米ドル/円を尻目に、日経平均は上昇しました。しかし、いぜんとして米ドル/円の「ドル安(円高)」傾向は根強く、僕は今後も、じりじりとレートを切り下げる可能性が高い状況だと考えています。

そして、円高トレンドがボディブローのように効き、株価の上昇を抑えるのではないか、と見ています。

具体的には、株価は最大で17,250円付近までの上昇が限度で、高値圏で、もみあったのち、月曜以降ふたたび下落に転じる可能性が高い、と予想しています。

日経平均のチャートには、14,000円付近まで強いサポートがありません。いったん下落が始まれば、大きく下げる恐れがあります。

株を持っている方は、「今が売りどき」かもしれません。また、今ポジションがないなら、日経平均が17,000円を超えている間に、インバース型、ベア型のETF(日経平均が下がると上がる)の買いか、個別銘柄のカラ売りをするのがよいのでは、と思っています。

【関連】これからも円高が続く10の理由 100円までオーバーシュートの可能性も=長谷川雅一

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長谷川雅一のハッピーライフマガジン』2016/3/4号より一部抜粋・再構成
※記事タイトル・太字はMONEY VOICE編集部による

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